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#1391 医療四方山話:異論あり Feb. 23, 2011 [40. 医療四方山話]

 シリーズ6回目はcccpcameraさんからのオブジェクション(異論・反論)を載せたい。かれは北方領土問題、とくにその歴史と国際法関係に詳しい。北方領土団体はかれのようにマニアックに情報を収集している人とコラボレーションしたほうが運動が広がるかもしれない。考え方は真っ向からぶつかるだろうが、異論・反論に出会うのを嫌う運動は所詮弱い。
  浅田次郎『終わらざる夏』の感想を書いたときには、小説が史実と大きな齟齬があることを指摘いただいた。浅田氏はもう少し史実に沿って書くべきであった。
 末尾にかれのブログのURLを貼り付けておく。いいようはきついがまじめで一途な方とお見受けしている。今年になって大学の数学の入試問題の解説記事を書いている、なんとも不思議な人だ。

 さて、5回にわたってのんびりとあるドクターが「四方山話」と銘して、裏話も交え本音を語ってくれている。気分よく語りつくしてもらいたいとわたしは願っている。なにせ、医者の本音を聞く機会はなかなかないのだから。仕事や個人的な事情で数人の医師とお付き合いはあったし、いまもあるが、臨床医の本音を聞く機会は2度目である。
 ZAPPERさんが関連して書いてくれたコメントもあわせ載せたい、
 なお、cccpcameraさんへ、根室の状況についてコメント欄に書き込んで説明しておいた。現実を踏まえて、かれは何かいいアイデアを書き込んでくれるかもしれない。
 このブログがいろいろな意見(異見?)の集いの場になり、相互理解が進む一助になれば幸いである。そこからしか見えてこないものがあるはずだ。

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 あのー、一連のBlogを読んでいて、良く分からないのですが、根室は医師不足なのですよね。根室は、地方の中核都市なのだから、根室の子が医師になって、地域医療を担わなくてはなりません。他の地域出身者に根室の医療を助けてもらいたいなどと虫の良い期待は、しない方が良いです。
 幸い、北海道には旭川医大のような立派な医科大学があるので、ここに根室の子が、どんどん入学して医師になれば、根室の医師不足の問題は容易に解決します。

「現実を知った上で、覚悟を決めてぜひ医者になる」かどうかを考えるのは、医学部に入れる成績のある子供だけに、許される悩みで、成績の悪い子には、無関係な話です。根室には、旭川医大に合格できる偏差値の子は、どのくらいいるのですか? 昨年の、旭川医大の数学の入試問題は、難しかったですよ。こういう入試問題に果敢にチャレンジできる子を育てないといけないのです。

「医師は金持ち?」の記事、とんでもない勘違いがあります。医師になると、ほとんどすべての人が、卒後20年程度で中堅医師になるわけです。この人の平均的収入が大企業の部長クラスとは、とんでもない、高給取りです。一流大卒で、大企業の部長クラスに出世する人は、一部に限られています。
 医師の平均的な収入は、他の学部卒者の特別に出世をした最高給与程度だから、たいしたことないなどと、いったいどんな勘違いをすれば言えるのでしょう。
by cccpcamera (2011-02-22 15:23)

*cccpcamera blog
http://cccpcamera.asablo.jp/blog/

北方領土問題
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/index.htm


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医師の年収云々の話は別として。
ebisuさんは、地元の医師不足解消策として放流・リリース方式、栽培漁業方式とも云える方法を力説なさっていますよ。釧根の子ども達が、どんどん医学部を目指してくれればいい。それだけなんです。

しかし、釧路で言えばそれを目指せる子は、毎年・市内全体で片手に余る状況でしょう。最上位校たる湖陵高校(理数科含む)も年々学力が落ちる一方。根室なら2~3年に一人でしょうか。だから、そもそもの基礎学力を高めることが先決なんです。

この地の子ども達の学力向上のために、力を、力を貸して下さい…
by ZAPPER (2011-02-22 21:59)


*#1301 『終わらざる夏』
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-12-14

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