#1123 仮装盆踊り大会 July 20, 2010

　今日（20日）緑町大通りで子供の仮装盆踊り大会が行われた。始まる前にプラカード出確認したら団体のエントリーは7組だった。幼稚園、小学校、所属が不明のものが並んでいた。9時すぎてもおおよそ200人ほどの人が集まり、籤の当選発表が続き、景品が櫓の横に山積みになっていた。

　いい天気で、風もない暖かな夜、気温は15.8度だった。今日は若い人たちが多かったようだ。
　大人の仮装盆踊りはやはりなかった。しかし、子供たちが元気ならいい。


【データと思い出】
　団塊世代の根室市内の1学年の生徒数を約1000人とすると現在の中学校はおおむね260～280人で30％を切っている。もう10年もすれば200人前後となり、往時の5分の1に縮小する。
　大人の仮装盆踊りが参加者が少ないために昨年度を最後に消滅した。子供たちの数は減ってもまだ10年以上は「シャンコシャンコシャンコシャシャンがシャン・・・」と仮装盆踊りを続けることができるだろう。
　金比羅さんのお祭りもずいぶんと参加者が少なくなった。昭和30年代は元気のよい若い男工さんや出稼ぎの女工さんの熱気がお祭りで噴出していた。ぴたっと揃った威勢の良い金棒（カナボウ）の音も、いまは昔、ああいう技術はそれを表現するに足る強靭な筋力がないと不可能である。金棒をやっている子供たちはだれもあの音を知らない。
　金比羅さんのお祭りも同じようでも、30年単位で見ると担い手や内容が大きく変わったしまったことがわかる。
　盆踊りは13日から毎日鳴海公園の真ん中に組まれたやぐらの上で、何人かが息を合わせて樽を叩く乾いた音が夏の夜空に響き渡っていた。もう一つの会場の緑町も踊りの輪が2重になって花咲街道近くまで広がっていた。