SSブログ

#4599 レアチーズケーキ:六花亭農園オリジナルブルーベリー Aug. 8, 2021 [A8. つれづれなるままに…]

<霧の町根室の湿度は全国でも稀に見る高さ>
 極東の町も1週間ほど暑い。最高気温が26度前後、湿度が80-100%である。根室は夏になると朝夕霧が出るので、1日の内15時間前後も湿度100%の時間がある。根室っ子がたかが26℃くらいで「暑い暑い!」とばてているのは、この湿度がきついからだ。でも夜になると20度以下になるので涼しい。

<道の駅コンキリエには本州ナンバーの車が並ぶ>
 ニムオロ塾は水曜日から夏休みである。暇なので、昨日は釧路まで出かけた。春採りのユニクロと桂木のイオンで買い物した。六花亭のお菓子やケーキが美味しいので、東京へ送る分と自分たちが食べる分を買って、さっさと引き上げた。東京はこのところ4500-5000人も新型コロナPCR陽性者が出ている。国内全体では4日間連続15000人超えだ。COVID-19パンディミックは、最大の波、第五波を迎えている。
 釧路へ向かう途中、厚岸の道の駅「コンキリエ」へ寄ったが、キャンピングカーが何台も並んでいた。乗用車も和歌山ナンバーなど本州ナンバーの車が多かった。夏場でなければこんなにたくさん見ることがない。朝夕は20℃以下になり涼しいので、夏の車の旅は北海道がいいのはあたりまえだ。新型コロナパンディミック下でも道東への旅はいくらかブレーキがかかっただけ。いつも利用する釧路駅前の朝食のおいしいホテル、釧路ロイヤルインは満室だったので日帰りした。
 釧路⇔羽田の直行便は動いているが、中標津空港の東京直行便はずっと止まったままだ。道東の住民が東京へ行くには釧路空港を利用することになる。車を空港に置いていくと釧路空港は2週間で1万円ほど駐車料金がかかる。中標津空港はタダ。


<商圏をどこまで拡張して考えることができるか:経営者の器の大きさ>
 六花亭のケーキ売り場を見たら、レアチーズケーキが目に留まった。直径8㎝の真っ白くて涼し気ならレアチーズケーキに、六花亭自社農園の獲れたて生のブルーベリーが9個トッピングされている。白いキャンパスに濃紺のアクセントが全体を引き締めている。真っ白いお皿に移して、フォークを入れると真ん中の層に隠れていた紫色のブルーベリージャム流れ出す。フォークに載ったレアチーズを口へ放り込む、なるほどいい味だ。続けてトッピングされていたブルーベリーを二つ食べ、濃い目の煎茶をいただく。そして二口目を口へ運ぶ。レアチーズはおとなしくて品のよい味がしていた。北海道は品質の良い乳製品が各地にある。
 六花亭は値段の割にケーキ材料へのコストを惜しまない企業のように感じる。この夏オリジナルのレアチーズケーキだそうだが、320円である。東京のデパートなら450円くらいのプライスだろう。
 おいしいケーキが割安な価格帯で購入できる。イオンの六花亭のケーキのショーケースの向かい側には柳月のケーキのショーケースが並んでいる。どちらも帯広のお菓子屋さんである。価格はほとんど一緒だ。これでは、釧路地元のケーキ屋さんがたいへんだろう。同じ材料を町の小さなケーキ屋さんが使う場合は、量が少ないので単価が高くなるから、このレベルの材料を使うとこんな値段では売れない。
 帯広にどうして六花亭と柳月というお菓子の大企業が並んで商売できたのだろう?商圏を帯広だけで考えていないということも理由の一つに挙げられそうだ。釧路と根室は業種に限らず、自分の地域だけを商圏と考える器の小さい企業種が多いのだろうか?
 いや、根室にも根室の外へ飛び出した経営者がいる。回転寿司の「花まる」の清水さんである。札幌だけで12店舗、首都圏8店舗である。ずいぶん増やしたな。本店登記は根室から札幌へ移した。素直に学ぶ経営者は強い。




にほんブログ村 


nice!(0)  コメント(0)