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#4988 新型コロナワクチンの正体⑦:SV40が混入? Jun.2, 2023 [35.1 COVID-19]

 井上正康大阪市立大学名誉教授と原口一博衆議院議員の「日本人は何も知らずの死んでいる」動画、7回目の書き起こしです。
 原口さんはワクチンを3回接種した後に悪性リンパ腫を発症しています。R-CHOP治療中です。血栓症状もあるようでワーファリンという抗凝固剤を服用しています。
 新型コロナワクチンにはシミアン・ウィルス40(Simian virus 40:以下SV40と略記)が混入しているという噂があります。このウィルスは癌のプロモータ(促進因子)ですから、もし本当にSV40のDNAが含まれているとしたら、厄介な問題を引き起こします。多臓器が癌化します。その点を原口さんはワクチンの専門家である井上先生に質問しています。そんなことがありうるのでしょうか?

 ワクチン製造工程のどの部分の話なのかを確認しながら読むと話が分かってきます。SARS-CoV-2ウィルスワクチンは次のような工程でつくられています。

(1) スパイク蛋白質DNAが含まれたプラスミドと呼ばれる環状のDNAを合成する
(2) プラスミドを導入した大腸菌を4日間培養する ⇒何兆個ものプラスミドのコピーができる
(3) 環状のプラスミドを制限酵素で切断し、線形のスパイク蛋白質のDNAをとりだす
(4) mRNAの転写に必要な酵素や、mRNAの構成要素と混合して数時間かけて転写処理をする
(5) 不要なDNA、酵素、不純物などを除去 ⇒この工程に問題が発生しているようだ
(6) 細胞に入りやすくするために脂質と混合して、脂質ナノ粒子を生成する ⇒これがPEGコーティング
(7) 不純物を除去した後に滅菌 ⇒どこで混入したのか不明だが、この段階で不純物であるシミアン・ウィルス40を除去できていないことは事実である
(8) バイアル(瓶)に詰める
 以上、「新型コロナウィルスワクチンはどのように作られているのか」(サイエンス)の解説を参考にして、製造工程をまとめてみました。
 なお、次回がこのシリーズの最終回になります。

 [34:25]のところからの書き起こしです。
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<原口:これで最後にしますが、先生、SV40、これまだ査読中の論文ですが、あえてお聞きします。SV40というのは、癌を発症するかもしれないウィルスの遺伝子、これを僕は今度自分の癌細胞を持ってきて調べてもらうんですけど、これについて最後に教えていただけますか?>

 今回だけはね、(シミアン・ウィルス40の)DNAが(ファイザー社の新型コロナワクチンに)入っているということで、これはもう緊急の課題だということで、ボヤが見えた段階で、もうパッと消しに行かないと、燃え広がってからでは間に合わないので、あえて私自身、研究者としてのルールを超えて発信することをしています。と申しますのは、あれ(査読中の論文)を書いた方は、ゲノム解析のプロ中のプロなんですね、そしてご自分で大きな会社をもっておられて、たくさんのゲノム解析の論文を書かれているんです。そしてそれらの論文を見ると、非常にきちっと書かれているので、なぜ査読でどこが問題になっているかわかりませんけども、それが通るのはおそらく1年くらい待たないといけない。[35:23]

<原口:もし僕に(SV40のDNAが)入っていたら、僕と同じような被害者がでるということですか?>

 そうだとすると、(査読終了まで待っていたのでは)火事が終わって灰が舞っているところにね、消防車が駆けつけるということになるので、この問題だけは、やっぱり本当に、初動が大事だということで、あえて、発信するようにしています[35:41]。
 (mRNAワクチンは)ファイザー社とモデルナ社の2種類あるけれども、モデルナもファイザーも両方とも(SV40のDNAが)混入していますが、モデルナの方が少ないのです。ファイザーにはべらぼうに入っています。

<原口:なぜ(SV40の)DNAが混入するのか、そこがわからないのです

 じつはね、そのメカニズムがつい最近、プロがいろいろ議論して、その可能性ですけれども、mRNAが分解されない構造(分解酵素によって分解されないようにAGTUのUの部分にメチル基の炭素をくっつけていること、このシリーズ①を参照してください)なんですね。それをつくるために(大腸菌の)プラスミドのDNAを使うわけです(⇒製造工程(1)の部分です)。
 プラスミドのDNAはリング状なんですね。そこを大腸菌で増殖してたくさんにして、ここをチョキチョキと(DNA分解酵素で)切って(製造工程(3))スパイクの遺伝子情報をもったDNAからmRNAを読み取らせる(製造工程(4))わけです。それでワクチン用のmRNAをつくります。
 そうすると、そのmRNAは分解されませんから、DNAと相補的にペアをつくるわけです。しかも、DNAと相補的なRNAはT(チミン)とU(ウラシル)の一文字しか違わない。DNA分解酵素とRNA分解酵素はよく似ています。活性中心というのは、遺伝子に噛みついているハサミのところなんです。口(の形状)が非常に似ている。だから男の口か女の口ぐらいの違いしかない。それとTとUの違いだけは見分けられます[37:18]。だけどあとの3文字は一緒なものですから、くっついたりするわけです。しかし、切ることはできない。方やDNAだけを切る、方やRNAだけを切る、なんですが、分解できない。RNAがDNAとこういう風になる(ペアになる?という指のジェスチャーあり)と切れなくなるんです。そこに今回の分解しにくくなったmRNAが持つ危険性がある。だから、このワクチンをプラスミドでつくるためには、完全にDNAを分解して除去しなければ使えないのです。しかし、見てみたら、0.03%から多いもので30%も(SV40のDNAが)入っています。
このアンダーライン部分は、スパイク蛋白のDNAの話が、シミアン・ウィルス40のDNAの話へ、飛躍があるとわたしには聞こえます。プラスミドに何らかの理由でSV40のDNAを使ったのではないかと、井上先生がお考えなのか、判断がつきません。普通は大腸菌のプラスミドにスパイク蛋白のDNAを組み込んで増殖するはずなのですが...もちろんどちらの場合でも、後処理で、制限酵素でプラスミドを切断し、数兆個に増えたスパイク蛋白の線形DNAを切り出し、余計なプラスミドをろ過して、目的のmRNAだけを取り出すことになります。わたしの理解が足りないのかもしれませんので、一緒に考えてください

<原口:ロットによって傷害するもの(の程度)が違うってことですか?>

 そういうことですね。おそらくその可能性があります。それもそのひとつかもしれません。そういう意味では今回のmRNAテクノロジーそのものが、じつはプラスミドのDNAが完全に除去できないような、内部的なアキレス腱を抱えたものである、おそらくそれが(SV40の)DNAが混入した理由であろうというふうに、いまゲノム解析のプロ同士はそういう議論でチェックしているんです

<原口:逆に言うとわざと入れている>

 通常は、我々医学部は性善説でものごとを考えるのです、事故で入った可能性があると、その事故が、たまたまDNAが分解されにくいような、mRNAだったからなんだという、そういう解釈。おそらくモデルナのパーセンテージが少ないというのは、その可能性がある。しかし、ファイザーの場合は、混入の量がべら棒なんです。しかも、その中にワクチンの製造とはまったく無関係なSV40というがんウィルスのプロモータが入っている。これは実験室で冷蔵庫にそんなものがあれば技術員が間違えてそんなもの(SV40)ポッとね築かずに混入するということもないとは言えないと[39:37]。

<原口:しかし、そんなにたくさん入るわけないですよね?>

 悪意で入った可能性と、アクシデントで入った可能性と、これはどっちだというのは検証しようがないんですね。だから、まあ少なくとも「(SV40が)ある」ということだけが事実であると...

<原口:これ英語にして、僕はアメリカの国会議員もリンク張っているんで、皆さん日本では難しいので、アメリカでプレス(リリース)してください⇒事務所スタッフへの指示か?>

 そういう意味ではSV40の遺伝子が入っている、それだけでも通常は1発でレッドカードです全接種をやめて、全バッチをチェックする、そして安全性が確認できなかったら、これは全部廃棄です。そうしないと高いお金出したからといって打つとね、その何万倍ものひどいことが起こります。いま政府としてやるべきことは、レッドカードを出してとにかく中止すること。そしてアメリカ(ファイザー社?それとも米国の国会議員?)とネゴシエーションしながら、非常事態として超法規的にこのワクチンの中身をきちっと国として調べる。それにかかる費用はあっても、国民を皆殺しにするよりもはるかに安くつきます。

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<用語解説>
プラスミド:染色体DNAから物理的に独立している染色体外DNA分子で、小さな環状の二本鎖DNA分子である。
プラスミド図
酵素の活性部位の図:酵素の活性は特定の部位で起きる、そこを「活性中心」という。


<ebisuコメント>
 井上教授は査読中の論文は取り上げないことを原則にしてきました。研究者として、査読が終わった論文だけを取り上げるというのが、誠実な姿勢だからです。でも、今回は査読が終わるのを待っていたのでは、間に合わない、大災害になる可能性があるので、あえて、いままで堅持してきた原則を外して発言しておられます。研究者としての生命が危うくなるかもしれませんが、そんな個人的なことはもうどうでもいいと仰っています。

 製造工程をチェックしてみましたが、SV40はどこにも入る余地がないウィルスです。しかし、ロットによって0.03~30%という大きなばらつきはあるものの、どのロットにも含まれているなら、何らかの必要があって、製造工程で材料として利用している可能性がありますが、即断は危ういので保留しておきます。井上教授が挙げていた査読中の論文はその点について明確な答えを用意しているのでしょうか?

 どこで入ったかはともかく、コンタミなのかそれとも製造工程で必要な材料なのかは、わきに置いておくとして、SV40がファイザー社のSARS-CoV-2ウィルスワクチンに混入しているのは事実です。井上教授が言っているようにこれは癌のプロモーター(促進剤)ですから、こんなワクチンは100%臨床治験を通ることはあり得ません

 シミアン・ウィルス40は癌抑制遺伝子であるp53に結合して、その機能を阻害することがわかっています。だから、このSV40のDNAが体の細胞に入っていれば、そこでSV40のDNAを大量に複製すると同時にT抗原を産生して、そのT抗原がP53がん抑制遺伝子と結合し、その機能を阻害してしまうp53が抑制されてしまったら、癌の抑制が効かなくなり、さまざまな癌を発症することになる。原口さんが不安な理由がわかる。悪性リンパ腫がR-CHOP治療で治っても、それは終わりの始まりということになるからです。多臓器に癌ができる可能性があります。1~30%くらいのSV40濃度のワクチンを不幸にして接種した人たちは、毛細血管に血栓がたくさんできて、脳梗塞や心筋梗塞、下肢静脈血栓症、多臓器出血などの症状や、風を引いたが2週間たっても咳や鼻炎がおさまらないなどの免疫低下と思われる症状が出たら、どうしたらいいのでしょう?
 今朝(6/2)FB友の写真家のSさんが転載していたYouTube記事を紹介します。昨年8月に徳島県で女子中学生が、3回目のワクチン接種後45時間で亡くなり、健康な女子中学生が急死したのは何かおかしいと、徳島県警が徳島大学法医学準教授の主田氏へ司法解剖を依頼、解剖の結果、肺や肝臓などの主要臓器に炎症が起き、心不全になったと、ワクチン接種と死亡の因果関係を認めています。
 肝臓にmRNAが大量に入り、スパイク蛋白を排出して、炎症性サイトカインが放出されて、急性肺炎と劇症肝炎を併発した可能性があります。
 司法解剖を担当した主田准教授は、「この1例だけでは、ワクチン接種=危険とは断定できないが、国や医師は『因果関係が否定できない』などとぼやかすのではなく、リスクや副反応については、原因を追究して、情報を出すべき」と求めました。行間にこのドクターの怒りが読み取れます。こんな症例に初めて遭遇したのでしょうね、あまりにひどい。若い健康な女子中学生が、新型コロナワクチン接種によって死亡した、ワクチン接種でこんなことがあってはならない、そういう気持ちが吐き出された言葉に現れています。
 なお、この症例は日本法医学会誌『リーガルメディスン』で発表されています。

 井上教授はワクチン接種後に起きるさまざまな疾病に対する標準治療法を早急に確立しなければならないと仰っています。臨床医たちがいままで診たことのない症例が雨後のタケノコのようにニョキニョキでてきそうです。

 ファイザー社の新型コロナワクチンを3回以上接種して、悪性リンパ腫や他の癌に罹患した人が他にもたくさんでているでしょうね。わたしの周囲にも複数、白血病でワクチン接種との関係が疑わしい大切な友人がいます。

<余談:大手臨床検査会社さんへ>
 「シミアンウィルス40」の抗体検査や抗原検査を導入して、営業マンのお尻を叩いて検査の受託体制を整えてください。1か月かからないでしょう。

<余談:情報提供者のM川さんへ感謝>
 「余談」では失礼ですね。(笑)
 このシリーズはFB友のM川さんが、次々とワクチンの副作用を扱ったトピックスをアップしてくれているので、その中から、オリジナルをアップした人が拡散希望を表明したもので重大なものを選んで、紹介しています。分子生態学の専門家がワクチンの製造にかかわるところまで言及した、免疫学的にも最先端の専門的な事象を扱っていますので、そのままでは理解がむずかしいと感じました。でも、ことがあまりに重大だから、弊ブログで、高校生でも理解できる程度の注釈をつけて、かみ砕いてみました。どこまでやれたかは、若い読者のみなさんの判断です。わかりにくいところがあれば、それはわたしの責任ですから、どうぞ投稿欄へ疑問な点があれば書き込んで(postingして)ください。
 医療専門家の方も読んでくれていますので、理解に間違いがあれば、教えてください。できるだけ、正確で公正な記事をアップしたいと思っています。


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