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#3557 やっぱりやってしまった小池知事:豊洲移転問題 June 21, 2017 [8. 時事評論]

  小池都知事が昨日、標記問題についての記者会見を行った。様々な委員会を立ち上げ、築地問題を何度も先延ばしするのみで「決断できない都知事」と揶揄されていたのが痛かったのだろうか?
  問題を簡単に整理すると、豊洲に移転して5年後に築地の再開発をして市場機能を戻すというのである。

  豊洲に移転して五年後に築地に戻る仲卸が何人るだろう?実務を考えれば簡単にわかることだ。このような稚拙な案に簡単に騙されるとしたら仲卸業者も情けない。資金面でも、収支の面でもさっぱり具体案が出てきていない、これから検討するのだという、泥縄。仕事の進め方としてはダメ管理職同然。

  こういう兆候はオリンピックのボート競技の場所選定でもあった。宮城県まで出かけて県知事に会場選定をにおわせ、首都圏に戸田競艇場を抱える埼玉県知事とは協議をせず、結局東京湾内での開催という元の案のまま森喜朗に押し切られた。完敗である。実務を考慮していないからこういうことが起きる。豊洲・築地問題でも同じだ。
  こういう方面にはからっきし能力がないのだから、しっかりしたブレーンを数人抱えればいいだけのことだが、それができなのは、自己主張が強すぎるからだろう。
  経営者の能力で一番大切なことは、適材適所で人を使うこと。自分でやることはすくなくていい、仕事を適切にマネジメントできればいい、都知事だって同じことだろう。


*「築地は守る、豊洲は生かす」
http://logmi.jp/213748
http://www.sankei.com/politics/news/170620/plt1706200029-n1.html



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