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#2831 勝利の方程式 Oct. 10, 2014 [63. チャレンジ(教育)]

  ブログ「情熱空間」や弊ブログが兼ねて主張してきたことが4項目、箇条書きにまとめられています。
 根室の市街化地域のC中学校が今年度の全国学力テストで国語AとB、数学AとBの四項目すべてほぼ全国平均値にまで到達しました。4年前には全道平均を大きく下回っていました。
 四項目に忠実にやるだけで、三年足らずで全国平均をクリアできることが証明されたと言っていいのでしょう。

ブログ「情熱空間」より
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/7564178.html
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2014年10月07日

勝利の方程式

学校が子ども達の学力を回復させる、勝利の方程式。

・過度な部活、必要以上にムダに費やしている行事の練習時間を是正する。
・文武両道を貫く。
・放課後補習を実施する。
・勉強のやり方、意義、その重要性を説き続ける。


かねてから主張してきたこと、そのものです。
まず第一に、過度に費やされてきた部活動や行事の練習時間を見直し、それはそれ、これはこれ、文武両道すなわち勉強と部活動に線引きをして、両立を目指す。
勉強についてこられない子に対しては、個別若しくは小集団で面倒を見てあげる。
できたなら、ほめて認めてあげる。
以上を継続し、貫く。
たったそれだけのことです。

授業改善(授業づくり)などと言いますが、以上を徹底しているうちに、そうしたものは自然と改善されるものです。
アウトプットが足らない。
だからインプットもままならない。
その点、子どもの勉強と同じでしょう。
授業と補習を繰り返していると、やがて自分の授業のウィークポイントが見えてきます。
進度の問題、難易度の問題、教え方の問題、伝える技術の問題、演習量の問題、etc…。
そうして、色々と分かってくるものです。
その段階に至って、教えることが真に「楽しい」と思えるようになるものでしょう。

問題解決学習では学力がつかないこと。
分かりやすい授業に徹しても、やはり学力が定着しないこと。
勉強の規範意識といったものが重要であること。
「分かる」と「できる」こそが両輪であること。
そして、面倒を見てあげると子どもが喜び、自分も嬉しいこと。
そうやって、《善の循環》に入ること。

真理は常にシンプルなんですね。

《追記》
元学校教員、科学者Sさんのご意見です。
まったくもって同感。
それに徹したなら1年でモノになるし、やらなけりゃ5年経っても半人前なんです。

授業改善(授業づくり)などと言いますが、最初から大それたことは考えず、先ずは教科書を指導書通りに、すべての単元、すべての教材、すべての問題をやってみる。意外とそれが近道なんです。
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*#1307 教育再考 根室の未来 第2部 低学力④:荒れる中学校 Dec.19, 2010 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-12-19-1

 #2828 ほぼ全国平均値のC中学校は4年前は全道平均を大きく下回っていた Oct. 6, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-10-06


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