#2436 経済学と人間の幸せ Oct. 5, 2013 [A4. 経済学ノート]
ふとこんなことを考えた。
ロボットが必要な食糧や衣料品やさまざまな耐久消費財をつってくれるような世の中が到来したと假定しよう。人間たちは労働から解放されている。食べ物はふんだんにあり食べたい分だけ手に入る。病気になっても医療はただ。
さて、あなたは何をして日がな一日を潰すのだろう?
ゲーム三昧、好きなスポーツを毎日楽しむ、一日中野球やサッカーを観戦する、コンサートや観劇に出かける・・・
そういう生活が毎日続いたとして、楽しいだろうか、幸せが感じられるだろうか?
半年もやったら飽きそうな気がしないか?
週に2日は、日が昇れば起きて畑で働き、作物を栽培し、翌日は魚釣りをして食糧を自給する。自分のつくったものを大切に食べる。
週に3日は自分の技能を生かして人のために働く。
週に2日は好きな本を読み、テレビを見たり、音楽を聴いてのんびり過ごす。
月に一度くらいは温泉に出かけゆったりと過ごす。
身体を使って仕事をするということは人生を楽しくするのではないだろうか?
渾身の力で何かに打ち込んで他人のお役に立つ、それは歓びではないのか?
私たちが価値観を変えたら、小欲知足の安定した経済社会は案外簡単に手に入れられるのかもしれない。
百年後に、私の子孫がそういう経済社会で心豊かに暮らしていてほしい。
そのために、これから数年間わたしには何が出来るのだろう。
そのために、あなたはこれから何をするのだろう。
ふと、そんなことを考えた。
*#2437 経済学と人間の幸せ(2): 中野孝次と馬場宏二の説をめぐって Oct. 6, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-06
ebisu さん、こんにちは。
『人間の幸せ』とはかなり哲学的な問題ですね。
私の考えは単純です。
人間の幸せとは、「生きている」ことです。
幸せの価値観は十人十色です。
生きていないと、この価値観すら感じることができません。
しかし生きていれば、幸福もあれば不幸もあります。
実際は「生きている」と思えるのは、ほんの少数です。
ほとんどが「生かされている」か「ただ生ている」がほとんどではないでしょうか?
話を変えて...
誰かが幸福なれば必ず不幸になる人がいます。
それが『幸福量保存の法則』です。
誰もが幸福なる世界を求めれば求める程、その理想世界から遠のく可能性がある。それがこの世界の難しいところですよね。
by 相川始 (2013-10-05 10:25)
こんにちわ、相川さん
哲学的な問いを立ててみようとしたのではなくて、ふと、完全な状態があったとしたら「どうしようかな?」って思ったのです。
そしたら、いまがそういう状態に近いのかもしれないなって気がつきました。
幸せって、感じるもののようです。
>誰かが幸福なれば必ず不幸になる人がいます。
それが『幸福量保存の法則』です。
げげげ、『幸福量保存の法則』、そんな物理モドキの法則が成立しているんですか、困りましたね。
これをアップしてから、幸福状態が続いています。
それって、だれかが不幸を感じているんですよね。
そう考えただけでも自分の幸福がしぼんでいくのが見えるようです。
おや、ちっともしぼまない。
ずうずうしいのかもしれません(笑)
by ebisu (2013-10-05 11:58)
◆等価交換の法則◆
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人は何かの犠牲なしに何物も得ることはできない。
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from 「鋼の錬金術師」
僕も多大な犠牲を払って、
今ここに存在しています。
とても「幸福」とは呼べない現況です。
世界を見れば、
明日どころか今この瞬間さえ、
生き抜けない人々がいます。
「それを思えば・・・」とも考えますが、
最下層を見て我が身を慰めるという自分に、
「あぁ、荒んでいるな・・・」という思いです。
by Hirosuke (2013-10-05 12:51)
わたしはこうしてHirosukeさんとネットを通じて、仮定法やらhaveの話しをしているだけでも、とっても幸せを感じてしまいます。
ありがたいこと、とってもありがたいことのように感じるのです。
後志のおじさんもまだお会いしたことはないのですが、ネットを通じたコミュニケーションだけでも十分楽しく、幸せなのです。
by ebisu (2013-10-05 13:07)
犠牲無しに―――――――without sacrificeとも読めますけどwithout your effortもありですし、for freeとも読めます。win-win-gameになるとbestですね。よろしくお付き合いお願いします。
by 後志のおじさん (2013-10-05 23:44)