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#1827 小学校・中学校 連携の在り方 Feb. 3, 2012 [64. 教育問題]

 病院では地域中核病院と診療所(医院)との連携、根室市立病院と釧路の大病院との連携などが問題になる。患者のケアをしっかりしようと思うとそうならざるをえない。
 では教育ではどうか?小学校と中学校の連携が取沙汰されることが多くなってきた。根室もこの数年中学校の数学の先生による出前授業がなされているが、これは小中連携になるだろうか?
 学力向上という点ではまったく効果がないと思われる。この数年根室の中学生の学力は下がり続けていることもその証左のひとつだろう。

 ではどうあればいいのか。数学に関しては分数や小数の計算のできない中1の生徒が40%もいるから、その辺りを小学校でどのように教えているのか具体的な情報交換からはじめるとよい。
 学力が高いはずの根室高校普通科ですら、3桁同士の小数の乗除算ができる生徒は半数いるだろうか?それほど基礎計算能力に疑問符がつくのである。

 釧路でも小中連携と称する出前授業がはじまっているらしい。子どもたちの学力向上にはまるで効果がないだろう。小学校と中学校の先生たちは定期的に同じ地域の子どもたちの学力問題について具体的な話し合いの場を持つべきである。
 小中高と三つの学校の先生たちが学力問題を話し合えばもっと有意義だろう。
 根室西高校の先生たちが、新入生の一部に分数や小数の計算とかアルファベットから教えるなどという状況をなくすことができる。小中高の先生たちが定期的に情報交換しない限り、ツケを次の学校にまわす無責任な仕事振りが続いてしまう。

 高校問題検討委員会の面々、読んでいたらよく考えた方がいい。根室の子どもたちの学力は高校統廃合でさらに惨憺たるものになりかねない。病院建て替え市民整備委員会委員長として仕事をまっとうできなかった高校問題検討委員会委員長殿はそろそろこういう役職から手を引かれたらいかが。委員の中の一人ぐらいebisuのところへ話しに来たらいいのに。オープンではないね。市民参加を拒絶する閉鎖的なところが根室の悪いところだ。
 事務局の言いなりになっていたら根室の子どもたちの学力はもっともっと低くなる。#1825で紹介した教育長さんと違って、かれらは民間の仕事のやり方なんぞまるで経験がないのだから。
 当たり前のことをあたりまえにやる、たったそれだけのことだが根室の歴代教育長さんは誰もできなかった。

 さて、出前授業にとどまっていないでもう一歩踏み出し、小⇔中、中⇔高で定期的に情報交換をしてもらいたい。そして手抜き仕事の実態を見つめ、ただちに改善をしてもらいたい。釧路と根室の子ども達の学力を簡単に上げることができるだろう。
 
 ブログ情熱空間さんより転載
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/5139437.html
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2012年01月30日

小中連携で学力向上(釧路新聞記事)

本日(2012.01.30)の釧路新聞より。

小中連携で学力向上」との見出し。
桜ヶ丘中学校と朝陽小学校、東雲小学校による、「小・中学校ジョイントプロジェクト」の模様です。

小中連携、中高連携。子ども達の基礎学力問題を調査する中で浮かび上がってきたのは、今まではそれが驚くほどないがしろにされていたということでした。同じ敷地内に隣接する小中学校同士が、実は交流も情報交換もほとんどないという事実を聞かされたときには、顎が外れそうになりましたもん!

というわけで、小中連携、中高連携が一日も早くシステムとして完成することを心より願っています。おっと、幼小連携もですね。釧路市教委さん、こっちも急いでね。道教委より先を行くんだ!

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*#1825 子どもたちの学力を上げている町の教育長の仕事ぶり  Feb. 1, 2012
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-02-01-1

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