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#1546 中体連&高校は前期中間テスト Jun. 8, 2011 [62. 授業風景]

 今週は生徒たちが忙しそうだ。今日(8日)は中体連で中学生たちはそれぞれ種目ごとに会場の学校へ集まり、日頃磨いた腕を競い合った。中1の数学単科の生徒4人が少し遅れてきた。強いと噂のあった生徒に結果を聞いてみる。
 「負けた、悔しい」
 「先生、厚床に強いのが一人いるんだ」
 「歯舞も強い」
 「でも自分の学校では1番だったよ」
 とちょっとだけ誇らしげで嬉しそうな顔。

 どちらも小規模校で生徒数が少ないのに、種目によってはいい選手がいる。強い相手を強いと認め称えている、そういう素直な気持ちがさわやかだ。

 高校は今週1週間前期中間テストだ。1年生ははじめての中間テストだ。
 一人がオーラルコミュニケーションの道案内のところの英作文をどうやったらいいのか分からないので教えて欲しいと4時過ぎに来て3通りほど文例を作るのを手伝ったら30分ほどで「わかった、家でもう一回やってみる」と帰っていった。
 昨日あせって復習していた生徒にメールを入れてみた。
 「先生、昨日塾で(数学)勉強したところたくさんでたさ、だから自信あるよ」
 「よかったな、昨日の勉強が役に立ってうれしいよ、でもいつもそうはいかないから、普段の勉強に力を入れろ、二度目はないぞ(笑い)」

 2年生のうち一人は数学の三角関数の問題時間が足りなかったとちょっと悔しそう。明日は数Bのベクトルだから一生懸命に復習していた。分からないところだけ数箇所質問に応えて解説した。2年生はあと3ヶ月で高校生活の折り返し地点だ。時間の過ぎるのが(中学時代の)倍くらい速く感じられるようだ。
 1年生も2年生も世界史の勉強がたいへんなようだ。どうやったらいいのか要領がつかめないとぼやくことしきり。「スペインのイザベラとフェルジナンド・・・ああ、覚えにくい」と時々吼える生徒もいた。それってストレス解消?
 数人の生徒が高体連で遠征中で、中間テストを遅れて受けることになる。高校生は忙しい、青春のまっただ中だ。

 最後の時間は問題の中1の生徒たちだ。3ヶ月目だからまだ小学生気分が抜けきっていないから、半大人の中学生へ学習意識を切り替えさせなければならぬ。落ち着きがなく、学習意欲もない生徒が三人に一人はいる。家でもほとんど勉強していないだろう、つまり手ごわい生徒たちだ。
 今日は中体連で疲れてもいる。二人休んだだけで他の生徒は来たからその意欲は認めよう。
 やり方を変えてみた。解らない問題があったら黒板とホワイトボードに書いてそれぞれやらせてヒントをあげながらやらせてみた。次々に立って書き始める。結構面白い。男子一人が変わり始めた。今までにない真剣な表情だ。心の変化は注意してみていれば顔にでる。
 もう一人自覚にすこし変化が見え始めた生徒がいるのだが、どうも体調が悪そうに見える。聞いてみるとすこし寒気がするというので、家へ帰ったら早く寝ろと伝える。
「具合悪かったら電話して迎えに来てもらって帰っていいぞ」というと、「先生、頑張る」と返事。そのまま9時までやり通した。これだから楽しい、めんこいもんなのだ。
 遮二無二、無理やり、一人ずつやっつけていく。最初のうちは躾が大事だ、3ヶ月もしたらこのクラスはなんとかなるだろう。

*#1541 「疑問文と否定文の区別がつかぬ・・・」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-06-05

 #1542 「累計走行距離"777.7km"」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-06-05-1

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