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#1440 福島原発事故の今後 Mar. 23, 2011 [13. 東日本大震災&福島原発事故]

 放射能汚染が陸地から海に広がって、どこまで拡大するのかと心配になった人が多いのではないだろうか。わたしは茨城県を越えて千葉県や埼玉県そして東京へ広がることを懸念していた。

 武田邦彦氏が「原発 緊急情報(24) どうすればよいか その3」(今朝8時にアップ)で福島原発の今後を解説してくれている。福島1号原発は海水を注入した時点で原発としては終わっている。事故処理だけが残っている。
 かれは、最大で放射線量は現在の2倍、ほぼ峠は越したと判断している。スリーマイル島で起きたメルトダウンについては問題にしていない。1号炉の燃料棒は既に70%程度破壊されていると公表されている。
 燃料棒が融けるとその塊は2500度ぐらいになるから、鉄が融ける1500度を超え、原子炉の底の部分を溶かして落ちてしまうのがメルトダウン。燃料棒がすでに70%も破壊されているなら汚染レベルはメルトダウンと変わらないという。原子炉が底抜けしてメルトダウンしたというニュースはないから、1500度には達しなかったと読んでいいのだろう。
 1号炉や2号炉の燃料棒がどういう状態になっているのかまだ判明していないが、いずれ明らかになる。
 3号炉が燃料にプルトニウムを使っている点が他の原子炉と違う。これも爆発的にプルトニウムが飛散する心配はほとんどないだろうという結論だ。
 4号炉は核燃料のプールに穴が開いているのかいないのかで今後が違う。そして「使用済み核燃料」ではなく「使用中の核燃料」と言うべきだと指摘している。

 福島原発の今後について、私はほとんど武田氏の論を書き連ねているだけだから、彼のブログを読んでいただいた方がよい。
 今後は、野菜はどうするか、飲み水はどうするか、風呂の水は、海水浴は大丈夫だろうかというような、日常的な被曝の問題に関心を寄せるべきだと書いている。

*武田邦彦ブログ「原発 緊急情報(24) どうすればよいか その3」
http://takedanet.com/2011/03/24_f311.html

 
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