#1394 放漫財政⇒「一般会計3.8%増の積極型」：7年ぶり160億円台 Feb. 24, 2011 [26. 地域医療・経済・財政]
2週間ほど前から体調が悪いので通院している。さきほど治療薬を点滴をしてもらって戻った。60を過ぎると身体の故障は増えるもののようだ。50半ばまでカゼ以外には病気らしい病気をしたことがなかったのが不思議だ。そういう私にとっても地域医療の崩壊は困るのである。
22日の北海道新聞夕刊に根室市の来年度予算が載っていた。予算規模をリストするので見てもらいたい。
平成15年度 173.1億円
平成16年度 166.3
平成17年度 159.2
平成18年度 146.0
平成19年度 141.5
平成20年度 147.3
平成21年度 145.7
平成22年度 155.0
平成23年度 160.9
平成19年度を底に過去4年間財政規模が拡大している。H市政になってからだが、なぜだろう？
H市政＋オール根室＝予算増加
こういう等式が現実の世界では成立しているのだろうか？
これでは民主党政権下の国家財政と同じだ。
ツケを支払うのはつねに為政者ではなく一般市民である。
平成23年度予算の地方交付税交付金と国庫支出金を合わせると84.1億円になる。それに「道支出金」と「市債」を併せると111.5億円である。実に歳入予算160.9億円の69.3%を占める。国の財政は破綻寸前であるし、北海道は平成23年度「早期健全化団体」入りだ。根室市の歳入規模は数年以内に地方交付税が減額されて縮小するだろう。
歳入が20億円減り140億円になったらどうするつもりなのか？
17億円の財政調整資金等を使い果たしたら、大半を職員給与36億円から捻出するしかないなどという間抜けたことになる。退職金も満額出せるのはいつまでだろう。道の財政悪化にともない、道庁幹部職員の早期退職が相次いでいると聞く、根室はのんびりしたものだ。
これほど予算規模を拡大してどうしようというのか？17億円あった財政調整資金等もいくら取り崩すことになったのだろう。
病院の赤字補填のための一般会計繰入金は平成22年度当初予算で8.77億円だったが、決算では13億円を下回ることはないだろうから、4億円以上も狂いが出ている。なんのことはない、予算が組めないからありもしない前提で数字の辻褄あわせをしただけで、児戯に等しい予算編成を繰り返し、それを市議会がそのまま承認しているからこのような予算差異が毎年出てしまうのだ。
新聞には「病院会計への繰り出しも2億4600万円それぞれ前年に比べて増えた」となっている。これが前年当初予算比ということなら11.23億円の赤字補填予算を組んだということだが、14億円の赤字が予測される。相変わらず現実を無視した数字合わせ遊びをしている。もちろん病院建て替え後はさらに数億円膨らむし、既存建物除却時には3.5億円の除却損も発生する。市民を欺く予算編成は終わりにしてもらいたい。共産党を除いてこういうインチキな予算に反対票を投じる市議は今度の定例市議会でも一人もいないのだろう。
国の予算が絞り込まれたら地方交付税交付金や国庫支出金は減額されるだろう。そう時間はない。民主党政権は毎年44兆円もの新規赤字国債を発行し続けることなどできはしない。マニフェストの見直しは必至だし、消費税増税だってせざるをえない。自公政権が好い加減な財政運営を続け、民主党政権になっても好い加減さはその度合いを増しただけ。
根室市は予算規模を拡大しすぎた。H市政になってからも病院の経営改善はひとつも進まず、病院事業は毎年赤字を拡大し続け、ついに今年度13億円の壁を越えそうである。
手を打つべきときに適切な手を打たないとこうなる。あとはツケが回ってくるのみ。時間切れ、手遅れだ。職員退職金や給与削減しか打つ手がなくなったように私には見えるが、市役所労組諸君、君たちにはなにも見えないのか？目をつぶっていても現実は変わらぬ。
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22日の北海道新聞夕刊に根室市の来年度予算が載っていた。予算規模をリストするので見てもらいたい。
平成15年度 173.1億円
平成16年度 166.3
平成17年度 159.2
平成18年度 146.0
平成19年度 141.5
平成20年度 147.3
平成21年度 145.7
平成22年度 155.0
平成23年度 160.9
平成19年度を底に過去4年間財政規模が拡大している。H市政になってからだが、なぜだろう？
H市政＋オール根室＝予算増加
こういう等式が現実の世界では成立しているのだろうか？
これでは民主党政権下の国家財政と同じだ。
ツケを支払うのはつねに為政者ではなく一般市民である。
平成23年度予算の地方交付税交付金と国庫支出金を合わせると84.1億円になる。それに「道支出金」と「市債」を併せると111.5億円である。実に歳入予算160.9億円の69.3%を占める。国の財政は破綻寸前であるし、北海道は平成23年度「早期健全化団体」入りだ。根室市の歳入規模は数年以内に地方交付税が減額されて縮小するだろう。
歳入が20億円減り140億円になったらどうするつもりなのか？
17億円の財政調整資金等を使い果たしたら、大半を職員給与36億円から捻出するしかないなどという間抜けたことになる。退職金も満額出せるのはいつまでだろう。道の財政悪化にともない、道庁幹部職員の早期退職が相次いでいると聞く、根室はのんびりしたものだ。
これほど予算規模を拡大してどうしようというのか？17億円あった財政調整資金等もいくら取り崩すことになったのだろう。
病院の赤字補填のための一般会計繰入金は平成22年度当初予算で8.77億円だったが、決算では13億円を下回ることはないだろうから、4億円以上も狂いが出ている。なんのことはない、予算が組めないからありもしない前提で数字の辻褄あわせをしただけで、児戯に等しい予算編成を繰り返し、それを市議会がそのまま承認しているからこのような予算差異が毎年出てしまうのだ。
新聞には「病院会計への繰り出しも2億4600万円それぞれ前年に比べて増えた」となっている。これが前年当初予算比ということなら11.23億円の赤字補填予算を組んだということだが、14億円の赤字が予測される。相変わらず現実を無視した数字合わせ遊びをしている。もちろん病院建て替え後はさらに数億円膨らむし、既存建物除却時には3.5億円の除却損も発生する。市民を欺く予算編成は終わりにしてもらいたい。共産党を除いてこういうインチキな予算に反対票を投じる市議は今度の定例市議会でも一人もいないのだろう。
国の予算が絞り込まれたら地方交付税交付金や国庫支出金は減額されるだろう。そう時間はない。民主党政権は毎年44兆円もの新規赤字国債を発行し続けることなどできはしない。マニフェストの見直しは必至だし、消費税増税だってせざるをえない。自公政権が好い加減な財政運営を続け、民主党政権になっても好い加減さはその度合いを増しただけ。
根室市は予算規模を拡大しすぎた。H市政になってからも病院の経営改善はひとつも進まず、病院事業は毎年赤字を拡大し続け、ついに今年度13億円の壁を越えそうである。
手を打つべきときに適切な手を打たないとこうなる。あとはツケが回ってくるのみ。時間切れ、手遅れだ。職員退職金や給与削減しか打つ手がなくなったように私には見えるが、市役所労組諸君、君たちにはなにも見えないのか？目をつぶっていても現実は変わらぬ。
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2011-02-24 13:58
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この度は、
色々とご心配をいただきまして
本当に有り難うございます！
お陰様で、何とかブログにも復帰？というよりは
今回のことも含め、
ブログの中でしか交流のない多くの方に
温かいお声をかけていただける
そんな素晴らしさ故に、
少しできない日が続くと
とても寂しく不安にさえなってきて・・・
またまた嵌り込みそうに。
これからも、どうか宜しくお願いします！
by miopapa (2011-02-24 17:56)
ははは、わたしも今日は通院して薬剤を点滴してもらってきました。2週間ほど体調が悪い。まあ、じきによくなります。
もうすぐ春です。
悪くなったりよくなったりと、私の場合は寄る年波もありますから、90%回復したらそれで満足です。
あまり調子が悪かったので、3日間ほどブログを書くのを中止しました。
ケセラセラです。
声をかけなくても、コメント欄に書き込まなくても、心のどこかでいつも気にかけています。
by ebisu (2011-02-24 22:17)