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銀世界、シバレル夜 #835 Dec.19, 2009 [87.根室の話題]

銀世界、シバレル夜 #835 Dec.19, 2009

 九州でも雪らしいが、根室は一面の銀世界でギンギンにシバレテいる。道路はツルツルで、坂の途中で信号待ちした車がスリップしていた。
 根室は昨晩11時の時報がなるころに季節はずれのカミナリが鳴ったような気がした。まさか?なんとなく生暖かくはあるが9時頃の気温はマイナス3.5だったから、気のせいだろうと思ったところへさらに2度鳴った。外を見ると猛吹雪でタクシーがイエローランプをつけて走っていた。さっきまで風もなかったから様変わりに驚く。まるで夏のにわか雨のようだった。30分あまりで5センチ弱の積雪に喜び、家の前の雪をかいだ。

 カーブを曲がるときはスピードを20キロまで落とさないと危ない季節になった。車間距離はいつもの倍、ブレーキは速めに三回に分けて踏もう。

 今夜はマイナス5.3度だった。夜9時過ぎにマイナス5度を超えたのは初めてだ。日に日に寒くなる。インフルエンザは下火にはなったが、学級閉鎖はまだあるようだ。ほとんどの学校が冬休みの短縮措置をとっている。
 数英に限っては、全般に授業速度が遅く11月初旬の時点で教科書半分程度しか進んでいない学校が多かった。
 数学は各学年とも後半の方が内容が難しいが、それをスピードを上げてやるから、生徒たちはついていけなくなる。
 平均的な生徒が標準的なスピードの授業についていけずに、消化不良を起こす。内容に比べて授業時間数が少なすぎるように思える。
 内容の乏しい「ゆとり教育」ですら補習授業なしには平均的なレベルの生徒がついていけないのが現実である。
 経済的な事情で塾にいけない生徒も多いので、教育の機会均等を保証するためにも、塾に行かずとも学校の授業についていけるように放課後の補習をしてもらいたい。全国ビリから三番目の北海道、そして北海道14支庁管内で学力テストの平均点が最低な根室支庁管内の生徒の学力を上げるには、学校で放課後の補習が必要だ。学校教育の果たせる役割は大きいが、先生たちも本気で取り組んだら大仕事だろう。教師になりたての頃を思い出して頑張ってもらうしかない。

 親は子供に家庭学習習慣を躾けてほしい。それがあれば、補習は絶大な効果を発揮するだろう。部活は5時までとしよう、そうすれば家庭学習習慣を躾けやすい。

 根室の子供たちの学力テスト平均点が全道一低いのはいくつも理由がある。家庭学習習慣の欠如、学校教育、受験競争がほとんどない、小中の学校統廃合が進まないことなど、いろいろな事情が子供たちの学力を押し下げる方向に働いている。だから、いろんな事が根室の子供たちの学力向上という方向で変えられなければならない。
 子供たちの学力は変えようと思えば変えられる。物事を変えるためには、大人がもっと勉強しないとダメかな?とくに責任ある立場の人は、職務権限をもっているのだから、渾身の力で仕事を通じて子供たちの学力向上に貢献すべきだろう。
 個別の問題を採り上げ、具体的に書くと差し障りがあるだろうから、オブラートに包んでこれぐらいにしておく。 
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