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定数削減根室市議の考えは? :市議定数削減問題(6) [87.根室の話題]

 定数削減 根室市議の考えは?
 市民グループがアンケート配布
【根室】市議会各階は代表者会議が議員定数(20)削減を審議する特別委員会の設置を見送った問題で、市民グループ「市議会の定数削減を求める会」(坂下友子代表)は24日全議員19人(欠員1)に削減の賛否を問うアンケートを配布した。議員一人一人の賛否を明らかにし、8月30日投開票の市議選で投票する際の判断材料にしてもらう考えだ。
 アンケートは
 ①定数削減への賛否
 ②その理由
 ③定数削減を求める市民3637人分の署名に対する意見
 など5問。名前を記入した上で、26日までに回答するよう求めている。
 特別委設置については、各会派代表者会議で最大会派の新風(5人)と創志クラブ(4人)が賛成、市政クラブ(3人)と共産党(同)が反対。無所属議員を含めると、賛成派が過半数を占めると見られていた。しかし正副議長が議員に個別聴取したところ、「限られた時間での審議は困難」との意見が多く、設置が見送られた。
 削減を求める会事務局の岡村秀子さんは「各会派代表者会議の結果では賛成が多かったのに、一人人地になったら違うことを言うのであれば裏切りだ」と指摘。「市民は誰が反対していたのかを知りたがっている」と話している。(仁科裕章)

 6月25日北海道新聞朝刊24面根室地域版より。
 市議定数削減問題の続報である。会は代表者会議では賛成といっておきながら、一人一人に意見聴取すると「時間がないので・・・」と実質削減反対に回る、なんと姑息で情けないことよ。市民グループの怒りはもっともだ。

 欠員1だから新人立候補者1名では市議定数20なら無競争当選が決まってしまう。現在の市議が全員そのまま次の4年間市議の席を温めることになる。
 市議定数削減問題を通じて、市議の質が著しく劣化している様子が透けて見えてきた。こんな市議たちなら半分でも多すぎると怒っている市民が多いのではないだろうか。

 「粗にして野なれど卑にあらず」、石田礼助の言葉だそうだ。根室の市議もそういう気概をもって仕事にあたってもらいたい。


 前回ブログ『定数問題で特別委不設置「議論せず」は責任回避』(5)
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/

 6月24日#622『2市民団体が市議会に抗議』(4)
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2009-06-24

 6月21日#619『定数削減と市立病院問題について(J&K対話)』(3)
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2009-06-21

 6月20日#618『定数問題 特別委設置せず』(2)
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2009-06-20

 6月11日#609『市議定数削減要求署名3637人、有権者数は12000人』(1)
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2009-06-11


 2009年6月25日 ebisu-blog#624
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