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暖冬 湖に異変 サロマ結氷4分の1(北海道新聞) [18. global warming]

暖冬 湖に異変 サロマ結氷4分の1(北海道新聞)

 記録的な暖冬で道内の湖の結氷が大幅に遅れている。道内最大の面積を誇るサロマ湖(北見市、網走管内湧別町、佐呂間町)では結氷した部分が全体の四分の一にとどまるなど、例年、この時期に全面結氷しているはずの湖に異変が起きている。ピークを迎えているはずの各地の氷下漁は振るわず、冬の観光やレジャーにも大きな影響がでている。
 例年、1月下旬には厚さ20㌢ほどの氷が前面を覆うサロマ湖。しかし、今年は一部が結氷している程度だ。過去十年で全面結氷しなかった年は2004年と07年の二回あるが、サロマ湖養殖漁協の坂口耕一さん(33)は「今季のように全体の四分の三が凍らない湖は見たことがない」と驚く。
 2,3月にかけての氷下待網漁はスノーモービルが使えないため、漁船で網を仕掛けることになりそうだ。カレイは氷の下の暗がりを好むため、湧別漁協は「水揚げは例年の十分の一に減るだろう」と悲観的だ。
 また、湖が全面結氷しないと、湖口で集水を押し返す力が弱まり、流水の侵入を防ぐワイヤネットを乗り越えて流氷が入り込む恐れがあり、漁業者は「カキなどの養殖施設に被害が出なければいいが」と不安を口にする。
 サロマ湖の結氷の遅れは記録的な高温が原因だ。網走地方気象台によると、湖の一部がある北見市常呂町では1月の平均気温が平年より3.6度も高い氷点下3.5度で、1978年の観測開始以降、91年の同3.2度に告ぐ高さだった。
 高温は全道各地に共通している。1月の道内の平均気温(主要22地点の平均気温の平均値)は、91年以降、同年に注ぐ2番目の暖かさで、2月も平年を上回る状況だ。


 2月11日北海道新聞朝刊1面の記事である。航空写真には真っ青なサロマ湖が広がっている。地図には道内の湖が記入してある。道東では全面結氷しているのは内陸部の阿寒湖のみ。道北のクッチャロ湖、オホーツク海沿岸のサロマ湖、風連湖、内陸部の摩周湖、太平洋側の厚岸湖が部分結氷だと紹介されている。苫小牧近くのウトナイ湖も部分結氷である。

 これらの現象が単に今年が例外的に暖かいのか、それとも少しずつ温暖化しつつある兆しとしての現象なのかはわからない。しかし、地球規模で傾向的に温暖化しつつあり、それがオホーツク海沿岸に影響を及ぼしていることは否めないようだ。

 オーストラリア東南部での旱魃・異常高温(46度)・森林火災と東北部の異常長雨による洪水・集落の水没は衛星観測の結果関係があることが立証されている。
 南極圏からの南西の大気の流れが東南部を取り囲むように東南部沿岸を迂回しながら東南の風に変わり、水蒸気を吸い上げてフェーン現象を起こし、ついで東北部へと流れて継続して大雨を降らせている様子がはっきりと観測されている。
 地球気象シミュレーションによれば、温暖化は異常気象の程度を大きくするという。一部地域での旱魃と同時に他の地域での水害が起きると予測されていた。その通りのことがオーストラリアで起きているように見える。森林火災は4000平方キロメートルに拡大し、確認された犠牲者数も200人を超えた。

 2009年2月12日 ebisu-blog#541
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