サロマ湖でも強毒性の鳥インフルエンザウィルス検出(6) [87.根室の話題]
2,008年5月6日 ebisu-blog#182
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サロマ湖でオオハクチョウノ死骸から鳥インフルエンザウィルスが検出された。テレビニュースでは簡易検査による検出ということだった。死んだ直後で、死骸が他の鳥によってついばまれることはなかったようだ。早く回収することで、感染拡大を防ぐことができるが、すでに手遅れかもしれない。野付半島では死骸が他の鳥によってついばまれていた。
この手の防疫体制は自然が相手だから人間にできることは高が知れている。
養鶏農家は鶏舎に野鳥が入り込まないようにネットをかぶせたり、穴をふさいだりして努力しているが、野鳥への感染拡大のほうは手の打ちようがないのが実情だ。人間にできることは巡回を増やして、死骸を早期に回収することくらいだろう。監視要員は数が少ないから、地域住民の協力体制も大事だ。
鳥からキタキツネなどへの感染拡大、つまり鳥類から哺乳類への感染拡大が起これば、ウィルスの変異の確率が高くなるので、やはり死骸の回収作業は重要だろう。
2008-05-06 07:54
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