論より証拠・・・予行演習 [62. 授業風景]
2,007年12月11日 ebisu-blog#019
昨日の授業より・・・
Ke中学のS君とK君が学校の帰りに寄って補習していきました。
先生: こらこら、得意の数学ではなく、今日は英語をやりなさい。
二人は関係代名詞の問題と取っ組み合いをはじめました。
最後の問題は長文問題でした。
二人とも数学は得意ですが、英語は苦手の科目です。
当然、普段は英語の勉強をほとんどしたことがありません。
長文問題はどうしてよいかわからないようで、途方にくれています。
設問は3題です。一緒にざっと本文を読みました。
それから、例の「宝探し」をはじめました。
苦手の二人が知っている基本中の基本単語とでてくる固有名詞だけで、3題とも正解できましたね。
先生: これで、いま自分の持っている知識だけで長文を正解できることがわかっただろう?
K君: わかりました。なんだかできそうです。
先生: どうやら少し自信がついたようだ
K君: はい、やれそうです。
先生: 全部の問題がこの方法で解ける訳ではない。
しかし、過去の問題で見ると、入試問題の70%はこの方法で正解できる。
だから、だれでも40点(60点満点)前後はとれる。
高校へ入ったら、正攻法できちんと勉強しないと大学受験で躓くぞ。
K君: はい、一生懸命勉強します。
意外と簡単なのです。冬季特訓前に英語が苦手の男子生徒二人に「宝探し」の予行演習をしてみた結果です ⇒“論より証拠”
先生: じつは数学にも速攻法があるんだ。“ロック解除”とでもネーミングしておこう。
・・・説明・・・ゴニョゴニョ(小声で)
生徒: な~んだ、そんなことか、だったら点とれてあたりまえだよ。
先生: 瓢箪から駒、コロンブスの卵って奴だ
過去の実績では、学力テスト数学7点での人で、25点かな。
20点取れている人は30~40点でしょう。
この方法は、点数の低い人ほど効果があります。
つまり、入試問題には固有の攻略法があるということです。
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