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#4433 根室市新庁舎の基本計画決定 Dec. 18, 2020 [26. 地域医療・経済・財政]

 根室市の新庁舎の基本計画が決定したと12/17付の北海道新聞朝刊根室地域版が報じている。
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 建築単価が国土交通省基準の23.8/㎡の2.5倍であることについては、地域別の割り増し指数によるということだが、来週中に担当者から説明が聞けることになっている。
 25年後には1.3万人になるのに、新庁舎が既存の建物の1.5倍の規模になることについては合理的な説明はなされなかった。現在の職員数は令和6年299人ということだが、25年後の想定人数がないと適正規模が計算できないはずだが、パブリックコメントに対する市側の回答では示されなかったので、これを含めて個別に質問を4つしたが、次のような説明があった。
また、想定職員数についてでありますが、新庁舎が供用開始となる令和6年に新庁舎に勤務する職員数は299人と想定しています。25年後の職員数については、現在よりは減少することも想定されますが、今後の行政需要が見通せない中、現時点で想定することは非常に難しく、具体的な積算は行っておりません。


 もちろん、説明になっていない。
 なぜ、現在庁舎で働いている職員数を書かずに、令和6年新庁舎竣工後にそこで働く予定の人数を記載したのか、その理由は分からない。たぶん、現在の方が数値が小さいのだろう。こういう回答の仕方は誠実だと言えるだろうか?
 デジタル化によって書類の量も必要な人員も著しく減少するし、人口比で職員数を仮定してみたらいいだけ、それが職員数の最大値だろう。細かい人数の積み上げは計算の必要がない。デジタル化は生産性をアップさせる効果が大きい。長期計画でその人数へ向けて調整すればやれる。むずかしいことは何にもない、簡単な話。

 閉鎖的な市政の在り方に大きな問題がある。本来は、市民説明会を開催して、丁寧に説明するのがモノの道理だ。その点はよく考えて、改めてもらいたい。

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