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#3846 高校1年生進研模試実施日11/3&中学生の学力の現状 Nov. 3, 2018 [71.データに基づく教育論議]

 今日、根室高校1年生が2回目の進研模試を受けている。数学の点数が学力別クラス振り分け材料になるとアナウンスされていたから、生徒たちは気合が入っていた。昨日も5人の高校1年生の内、3人が5時頃に来て9時まで数学の勉強をしていた。二人はガンマ・クラスではないから、2次関数の難易度の高い問題の解説が必要だったからだ。ガンマ・クラスのみテストの前日に試験範囲の2次関数を授業で大急ぎで終了したが、ほかの4クラスは積み残したまま試験日を迎えたことになる。最上位のガンマクラスではない二人が、過去問を見ながら「塾来てなけりゃ独力でやれっこない」と通塾してない生徒たちを気づかっていた。
 そんなことはないのである、いい時代になった、ユーチューブでいくらでも分野別に解説映像が出てくるから、労を惜しまず利用したらいい。これなら授業料がかからない、ただの映像を利用しない手はない。塾に通ってたって、ピンとこないところは利用すればいいのだ。先生によって教え方は違うから、ピンとくるものを選べばいい。

 ところで、10月に行われた中3対象の学力テスト総合Bの五科目合計平均点(300点満点)はA中120点台B中90.7点C中99点である。C中は知床未来中学校99.1点と同じレベル。
 A中は今年は「豊作」の年に当たっているようだ、喜ばしい。しかし、根室に戻ってから16年目だが、学力テストの平均点が100点を切ったのは初めて見た、それも2校同時にである。わたしには衝撃であるが、市教委は関心がない、学力テストデータすらモニターしていない、あきれた状態です。
 根室教育長と根室市教委に仕事に対する責任感があるなら、ふだんの学力テストデータをちゃんとモニターし、分析して、教育政策とぶつけて検証すべきです
 2007年と2013年のB中学校の学力テスト結果データの比較が弊ブログ#2606に載っています。155.9点から106.0点へ50点も下がりました。授業崩壊がきっかけでこうなったのです。
*#2606 根室の中学校の過去6年間の学力低下を検証する  Feb. 28, 2014
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-02-27-1


 16年間通してみると学力低下がすさまじい。16年前は根室高校普通科に入学する生徒の学力テストの平均点は170点付近にあっただ現在の根室高校1年生普通科の合格平均点は120点付近だろう。16年前と同じレベルの教科書を使って標準レベルの授業がやれるわけがないのである。高校統廃合に関する委員会はこうした具体的なデータを無視して議論したようだ。問題解決能力のない人たちが何人集まって議論しても結果はこういう散々なことになる。善意で委員を引き受け、こうした大問題を引き起こしてしまう、ほんとうに情けないし、無責任である。

 一度定員オーバしたときは150点で3人が事務情報科へ回されたことがあった。来年の入試で150点で足切りをすると仮定したら、合格可能な生徒数は30人くらいしかいない。だから根室高校普通科120人のうち、十数年前の普通科の生徒と同じレベルの学力の生徒はわずか30人ということ、それ以外は根室西高校の学力レベルである。「特設コース」の35人だけが10年前の根室高校普通科の生徒と同等の学力をもっている

 根室西高校の廃校が決まり、高校入試が1校体制になってから、学力下位層にまったく勉強しない者たちが現れだした。そして200点を超す学力上位層が激減している。どれくらい減っているかというと、各学校に学年十数人いたのが、いまは1-2人である。
 昨年のデータでは釧路市内公立中学14校で最底辺が120点前後、根室管内をみると別海は140-155点、中標津は130点台だった。根室の3校は釧路根室管内で最底辺を形成している。これでは小中高のこどものいる親たちは、根室への赴任を嫌がるだろう。低学力化を放置していると流入人口が減り、人口減少に拍車がかかる。
(釧路市内の14校中、今年度10月の学力テスト総合Bでビリは111.3点、もう1校110点台があったようです。別海中央中学136.4点、中春別中145.7点、知床未来中99.1点。)

 B中学校とC中学校の現在の3年生は2年のときには学力テストの平均点がドングリの背比べ状態だったのだが、急に差が開いてしまった。こういう時は理由がある。授業崩壊を起こしたから9点も平均点に差がついたのだろう。すごいことになっている、先生たちは放課後補習体制を組んだりして努力はしているのだろうが、もう先生たちに解決できるレベルではないのではないか。地域ぐるみで保護者も一緒になって動かないと、学校でまじめに勉強しようとしている生徒たちの学習権を侵害することになっている現状を変えることはできない
 子どもたちの学力低下をとめることに関心のある市民が自由に参加できるオープンな場で議論すべきだ。
 根室市はなんでも諮問委員会方式で閉鎖的にやってきた。委員会メンバー半数以上が市のほうからの委嘱であった。病院建替に関する委員会、明治公園再開発に関する委員会、高校統廃合に関する委員会、どれも同じ方式だった。

 この16年間は長谷川市政の12年間と重なっている。効果のある教育政策がなかっただけでは説明がつかない、まるで低学力化を積極的に推し進めたかのような惨憺たる結果である。市教委は学力テストの点数すらモニターせず具体的なデータに基づかない、すなわち検証もできないような教育政策を16年間並べると、こういうことになる
 根室高校普通科の平均的な学力の生徒たちが将来の根室を支える人材であることは昔も今も変わらない。成績上位層はそのほとんどが大学進学して地元へ戻ってこない。
 だから、20年後30年後の根室に赤信号が灯り始めたと判断してよい。人口減少、地域医療、子どもたちの学力低下に象徴される教育問題、じり貧となり風前の灯火の北方領土返還運動など問題が山積みになる中で、その山を崩せる人材層が根室にいなくなるということだ

<北海道新聞根室支局の記者の皆さんへのお願い>
 根室支局は2010年と2011年に教育シリーズ記事を載せ、低学力化の進行という教育問題があること、そして学校がどうなっているのか取材して根室市民の教育への関心を喚起してくれました。2010年と2011年のことです、もう一度あのときのような教育シリーズを取り上げてもらえませんか? 


#3845 進研模試数学過去問で苦闘する高1 Nov. 3, 2018
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-11-02

#2386 『学力危機 教育で地域を守れ北海道』 :本の紹介 Aug.29, 2013
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-28-1


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*#2218 論旨の違う新聞報道:市PTA連合会主催講演会 Feb. 19, 2013 
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-02-19

 #1935 フリー授業参観に行こう:啓雲中学校  May 14, 2012 
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-05-14

  #1758 教育再考 根室の未来第 シリーズ4部⑤:新聞活用(北海道新聞) Dec. 1, 2011
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-12-01

 #1757 教育再考 根室の未来第 シリーズ4部④:小中一貫教育(北海道新聞)
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-30-1

 #1756 教育再考 根室の未来第 シリーズ4部③(北海道新聞) Nov. 30, 2011
  http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-30

  #1753 「教育再考 根室の未来第 シリーズ4部②(北海道新聞)」
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-27-1

 #1750 教育再考 根室の未来第 シリーズ4部連載開始(北海道新聞) Nov. 25, 2011 」
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-25


 #1307 教育再考 根室の未来 第2部 低学力④:荒れる中学校
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-12-19-1

 #1306 教育再考 根室の未来 第2部 低学力③:若手多く指導に苦戦も
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-12-19

  #1304 教育再考 根室の未来 第2部 低学力②:「学ぶ意味」尊重されず 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-12-17

  ◎#1253 教育再考 根室の未来(5):第1部⑤高校統廃合(北海道新聞)
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-10-24

  ◎#1251 教育再考 根室の未来(4):第1部④高校統廃合(北海道新聞) 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-10-22

 ◎#1250 「教育再考 根室の未来(3):第1部③高校統廃合(北海道新聞)」
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-10-21

 ◎#1249 「教育再考 根室の未来(2):第1部②高校統廃合(北海道新聞)」
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-10-20

 ◎#1248 「教育再考 根室の未来(1):第1部①高校統廃合(北海道新聞)」
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-10-19



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麒麟

学力テストで90点というのは国語で辛うじて30点、他教科は簡単な計算問題や用語を答える問題、記号問題のまぐれ当りで点数を拾い15点前後といったところでしょうか。いずれにしても都市部であれば三者面談で名前を書けば入れる私立高校の専願か僻地の定員割れの高校を勧められるレベルです。勉強しなくても根室高校には入れるのだから、なぜ友達とのおしゃべりを我慢して何を言っているか分からない授業を聴き、スマホやゲームを我慢して勉強しなくてはならないのかと思っている生徒もいるのでしょう。このままだと君達の多くはワーキングプア・ニート一直線だよ、とでも言って入試までの数ヶ月間尻を叩いてでも勉強させないともう手遅れだと思います。その時を逃せば「頭脳は子供・体は大人」にしかなりません
by 麒麟 (2018-11-03 19:29) 

ebisu

麒麟さん

仰るとり国語だけが30点をかろうじてクリア、あとは15点前後です。
高校が1校体制になったので、学力下位層にまったく勉強しない生徒がふえたのでしょう。それと同時に200点超の生徒が12年間で1/10に激減しています。

学年順位が真ん中付近の生徒層がワーキングプアの確率が非常に高いということが根室に居たらわからないのです。実感がありません。
卒業して都会に住んで思い知ることになります。
学校の先生たちも三者面談で「この点数ではワーキングプア、もしくはニートの可能性が高いとはっきり言えばいいのです。
入試が1校体制になってもいまだに根室高校に入れただけで十分だと思う保護者が多いのです。

教育問題、子どもたちの学力低下は2か月前の根室市長選挙でも論点に上がりませんでした。

かわらないな、根室は。
30年後の根室は確実に変わっているというのに、その種をいま撒いてせっせと育てているのです。
教育問題に関心のある大人が増えてほしい。

by ebisu (2018-11-03 19:40) 

名無しのゴンベイ

模範となるようなカッコのええ、惹きつけ尊敬し、目指そうと思えるような大人がおらへんからな〜。
打算的で合理主義的でこじんまりと小さくまとまったもんばっかしや。
枠をはみ出し突出した輝けるヒーローがおらへんもんな。
by 名無しのゴンベイ (2018-11-04 11:40) 

ebisu

名無しのゴンベイさん

そうですね、嘘つき、卑怯者が多い。国会で堂々とご飯論法を駆使して恥じない総理大臣がいます。
イジメをとめる気概を持つ者がクラスに一人くらいはいたものですが、それもいなくなりました。ガキ大将がいなくなるのと一緒に消えたのでしょう。
取っ組み合いの喧嘩もしなくなりました。あれから学ぶことはたくさんありました。殴られたら痛いし、殴るのも大けがをさせないように配慮がありました。

もうひとつ、伝記が読まれなくなりました。シュバイツアー、野口英世、南極探検のアムンゼン、北里柴三郎など、団塊世代までは伝記物が結構読まれました。心の糧になりました。
講談や浪曲、落語が小学生のことラジオで毎日のように聞けました。人情がどのようなものであるかが体にしみこみました。そういう大衆芸能を通して日本人としての情緒を育てていたのでしょう。

赤城の山も今宵限り♪~
白座あ言って聞かせやしょう♪~

刀を差して得意げに台詞を言う、傘を開いて台詞を言いながら見栄を切る。人情がセットになるような遊びがこどもたちになくなりましたね。

昭和は遠くなりにけり、おや来年平成が終わるでしたっけ、平成も過去になるんですね。

by ebisu (2018-11-04 22:58) 

名無しのゴンベイ

せやな〜。ちょっと考えてみた。
こないだ中東で拘束されてたジャーナリストが解放されて帰ってきはった。
本来ならヒーローやのにな。
ジャーナリストという本来の命を賭けても真実を追求するということをやっておったんやから、本来なら若いもんの中から、そっかそういう仕事、そういう生き方があるんやな〜、カッコええな〜、言うて、よっしゃ俺も将来ジャーナリスト目指したろ、ってもんが出てくるんが普通や。
まあ、彼の場合は拘束されたという恐ろしい環境に置かれたさかい、そっちの方にばかり関心が行くのもわからんでもないけどや、大切なのは彼が得た情報やないやろか?
過激狂信的組織に関する情報あるいはその周辺の状況や。
それを彼から聞き得て、初めて彼のジャーナリストとしての使命が生きるし、ヒーローにもなれる。後を継ごうというもんも出てくるやろ。
ところがどうや、つまらんマスコミや。
この前も似たようなエピソードがあったな。
ノーベル医学生理学賞をとったヒーローの貴重な話を聞ける席で、〇〇県のどこが好きですか?、って聞いとったやつ。
つまらん話や。貴重な時間が勿体無いやろ。そんな事は友達にでもなさせてもろたら酒飲みながら個人的に聞く話や。
どうしてもヒーローを凡人の自分らのラインに引きずり下ろしたいようや。
典型的な話が冒険家・探検家やろ。わしも小さい時には一時憧れたもんや。命掛けで未踏の地に行き情報をもたらしてくれる。カッコええな。それが上手くいっても、途中で力尽きてもや。その心意気の問題や。もし途中で力尽きたんなら、よっしゃほしたらその後は俺がいつか行ったろかいな思うな。
けど昨今はちゃう。自己責任や迷惑かけた言うてヒーロー達のミスを非難しょる。引きずり降ろそうとしよる。
せやから子供達が目にするのは、その引きずり降ろされた姿だけや。そりゃ誰もヒーロー目指そう思わんわな。
ヒーローがいらん世になったなったんかいな、凡人だけで平々凡々と当たり障りなく生きてくんやろな。
それ程どでかいヒーローとはいかんが、わしの小さい時にはやっぱ憧れのミニ・ヒーロー見たいもんもおった。
近場で言えば学校の先生やろ、まず真っ先に子供らが大人に興味を持つとっかかりは。ええ先生大勢おったな。そやから同級生に大人になったら学校の先生になる言うもんかなりおった。子供の頃は家族をぬかしたら、大人や外の世界を垣間見れるのは学校の先生だけやしな。ヒーローや。
今の時代では考えられん先生達ばっかやったで。
授業中はタバコ吸いながらやったし、ものさし持ってて必ず誰か授業中に叩かれおったし、わしらに問題出しときながら自分は居眠りこいとったし、腹がたちゃ筋や道理関係なしにビンタしとったし。そんなんやけど憧れて学校の先生になりたがるもんかなりおった。なんでや?そりゃそうや、筋や道理、徳や損みたいなごちゃごちゃしたもん飛び越えて本心で向きおうとったからや。
学校だけやない、どこ行っても今は気骨のある大人見かけん。
取り返しつかんようになる前に一度、子供達の目に自分達がどう映ってるんやろ考えてみいへんとな。そう思た。
by 名無しのゴンベイ (2018-11-05 09:35) 

名無しのゴンベイ

せやなここは子供らの教育について考える場やからな。
どうしたらええかいの〜。
勉強せい、勉強せい言うて、はい勉強します言う子はあまりおらん。
将来の損得教えたかて、まだ世の中知らん子供らには検討もつかん。
カッコええ大人の話聞かせたり見せたり合わせたりしてあげることかな〜。
大人になってまうと陳腐な言葉になってまうけど、子供の頃の物の見方言うたら、カッコええかどうかが価値観のプライオリティ1番や。そうやったやろ、自分らも?
何をもってカッコええ思うかどうかは人それぞれやが、子供の頃はこの第7感に敏感や。
せやな、わかったで!
子供を惹きつけるヒーローちゅうのはきっと同じ第7感を大人になっても持っとるもんやないか、きっと。
アインシュタインがいい例や。
by 名無しのゴンベイ (2018-11-05 12:07) 

名無しのゴンベイ

前に部活と勉強の話題出てたんで読ましてもろたけど、これもひょっとすると第7感によるもんかもしれへんと思い当たった。昔から部活と勉強の問題はあったけど、昔は大概勉強でける子は運動もでけたし、運動でけへんけどガリ勉で上へ行く子もおった。騒がれる時期はあったけど、それなりに上手くいっとったようや。まあそれは置いといてや、どうして子供らは勉強より部活が好きなんやろな?
スポーツ、演劇、音楽、芸術などにはマスコミで伝えられるヒーローが多いからやないか?数えてみたらきりない程おるやろ、子供の目から見たヒーローが。かたや勉強の方はどうやろ?あまり目ぼしいもん浮かんできいへんやろ?
大人目じゃなくて子供目でや。
せやから子供達は無意識に第7感で勉強より部活を重視するんやないか?
現にこのわしも小中高とスポーツ三昧で育ったしプロ野球の選手に憧れ目指しとったもんや。
それでもなんとか志望大学に入れたけどな。

話せば長うなるからかいつまむが、今のスポーツはあかん!大人になってもうて大人目になったせいやろうけど、カッコ悪い!見ててヘドが出る。
勝てれば良いと思うて反則や陰険なプレー平気でしよる。
勝つことがゲームの目標やけど、カッコ悪い勝ち方やったら何にもならん。それならカッコ良く負けた方が清々しい。特にプロの連中の非道悪質プレーが目に付くようになってきたとおもとる。それを子供らが真似しよる。不思議と人間て悪い事から先に覚えるからな。
今スポーツや部活に関わるもんが出来ることは、子供らの第7感を上手く利用して、勝つことよりもカッコ良さを教えることや。自分がボールを出したら、私が出しました。ユアボールだよと相手にボールを拾ってきて渡してやる。スライディングして意図しなくても相手の足を引っ掛けてしまったなら、私が引っ掛けました、私のファールですと審判に言われる前に宣言して転んだ相手に謝り手を貸して起こしてやる。それがカッコいいんだ!って事を教え、実践して見せる事やないやろか?
そしたら勝ち負けよりカッコいいことがあるということに気づくやろ。そしたら勝つためだけに夜遅くまで部活する意義がなくなってくるやろ。ほしたら他に世の中にはカッコいいことがぎょうさんあることにも気づいて行くやろ。

なかなか自分の考えをまとめるのは大変じゃ。
まとまりつかんようになったけど、子供を扱う時には子供になってみんと、自分が子供の時の気持ちになってみんとな、ちゅうことや。カッコ良さの第7感や。
by 名無しのゴンベイ (2018-11-05 21:32) 

ebisu

名無しのゴンベイさん

第7感覚からの分析と提言、ありがとうございます。
すがすがしさの具体例をだしていただいたので、言うところがよく理解できました。
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勝つことよりもカッコ良さを教えることや。自分がボールを出したら、私が出しました。ユアボールだよと相手にボールを拾ってきて渡してやる。スライディングして意図しなくても相手の足を引っ掛けてしまったなら、私が引っ掛けました、私のファールですと審判に言われる前に宣言して転んだ相手に謝り手を貸して起こしてやる。それがカッコいいんだ!って事を教え、実践して見せる事やないやろか?
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男の子は女の子にもてたくて、スポーツしたり、勉強したり、楽器を弾いたり、歌をうたったり、踊ったりするものです。得意な分野で秀でることで目立とうとする、そういう尖がった人間がもっとたくさん出ていい。
同じものになろうとするからつまんなくなる。
by ebisu (2018-11-05 22:32) 

名無しのゴンベイ

カッコいいと感じる第7感もそれぞれや言うた。
大人になっても子供の頃にもっとったそれを無くさんことや。なにも自分がヒーローやカッコつけへんでええんや。ありままに接する事がまたこれはこれで子供からしたらカッコええ思う事もある。子供はウソは感じ取れる、大袈裟や誇張も見破れる。
大人目線で接してくるのを1番嫌ろう。そやったやろ、自分らも?
親の側から見て1番嬉しい事は、子供から父ちゃんのようになりたい、言われることちゃうか。涙でるな。
その子のヒーローになれたっちゅうことやろ?
父ちゃんをカッコええおもたからやろ?
わしももう一回子供心に立ち帰って薄くなってきた第7感取り戻さんととおもとるとこや。
by 名無しのゴンベイ (2018-11-05 22:38) 

名無しのゴンベイ

今自分の言うたことを振り返って見て気づいたんやが、これは私個人の自己模索も兼ねての発言やから気にせええでええで。
わしの論が当たっとるとしたら、したらやで、論を推し進めるとや、言い難いが、子供が勉強でけへんとこの大人はカッコ悪い、ちゅう結論に行き着いてしもうからな。
じゃましたわ、ほな!
by 名無しのゴンベイ (2018-11-05 22:51) 

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