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#3205 中学校の校長そして先生たちへ:分析と情報交換のススメ Dec. 15, 2015 [55. さまざまな視点から教育を考える]

 「#3202 縦軸と横軸で中学校のテスト・データをながめる」で定期テストのデータを並べて分析して見ました。ふだん実施されている学力テスト結果データも同じように学年別・科目別に並べただけで、生徒たちの学力を上げるために必要な情報を読み取ることができるでしょう。

 道内の公立中学校は1・2年生が年3回、3年生が年5回、文協学力テストをしています。偏差値も市内の平均点すら出ていない情けない学力テストですが、それでも科目別・学年別に並べるだけで、小学校の学級崩壊の痕跡やら、学年ごとの点数の分布から、学力を上げるためにそれぞれの学年の課題というように慥かなことがわかります。

 ふだんの学力テストや定期テスト結果データは「宝の山」です

 学校の校長や先生たちは自らデータを並べて眺めることで、自校の生徒たちの学力を上げることができます。
 根室の市街化地域の各学校同士は点数の情報交換しているようですが、他の地域でも学年別・科目別平均点と点数分布情報を交換してください、それぞれの学年が抱えている問題、解決すべき課題がはっきり見えてきます。
 自分の学校の生徒たちの学力がどの程度なのか、他校と比較することではっきり浮かび上がります。ふだんの学力テストデータを無駄にしないでください。

各校が、文科省や道教委や保護者や地域住民から言われずとも、自ら仕事に真摯に取り組んで立派な成果をあげていただきたいと思います。


【交換する結果情報について】
 生徒の個人名を削除したEXCELファイルでデータ交換をすると、地域のデータが全部集まるとさまざまな統計加工が可能です。

 基本統計量の交換だけでも役に立ちます。EXCELのVBA関数機能に基本統計量計算ツールがありますから、それを利用してください。

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*手順はこちらを参照
  <基本統計量の計算>
http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/stat/basic01.html

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  学年別科目別に算出した基本統計量の情報交換をして使ってみてください。

 手順が面倒だとか、それだけでは間に合わないニーズがあれば、話し合って、個人名情報をカットしたファイルでの情報交換を検討し、セキュリティについては「データ取り扱いマニュアル」を作成すべきです。根室市内の中学生総数は750人を越えないでしょうから、この方が使い勝手がずっとよさそうです。
 仕事ですからマニュアルを作成してちゃんとやりましょう。
 誰のためにやるのかって、それは生徒のためですよ。



*ブログ情熱空間より
「学級崩壊と学力低下(苦悩する中学校)」
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/8272179.html

#3202 縦軸と横軸で中学校のテスト・データをながめる 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-12-12


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