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#2305 株高の原因: Nikkei ends over 15,000 for first time since 2007 [ May 22, 2013] [74.高校・大学生のためのJT記事]

 5月16日付けのジャパンタイムズに
"Nikkei ends over 15,000 for first time since 2007"
というヘッダーの記事が載っていた。

 6年ぶりに日経225種平均が15000円を超えたが、その直接的な原因は外国人投資家の資金が大量に東京証券市場に流入しているからと分析している。
 経営改善などの内的な要因ではなく、外的要因で一時的に株価が上がっているという見方をしている。東証1部上場株の外国人持ち株比率は30%近くに達しているだろう。

 2001年3月期から株式時価評価制度が導入されたことで金融機関が保有していた持合株が外国人投資家の手に渡った。金融ビックバンの一環である。(当時の首相は森喜朗、同年4月26日から小泉純一郎である。森⇒小泉⇒安倍と三人は同じ路線をひた走っているようにみえる。)
 トヨタやソニーは102円/$という円安で巨額の為替差益を手にして喜んでいる。円安はさらに進んで近々105円/$になるかもしれない。

http://www.japantimes.co.jp/news/2013/05/15/business/nikkei-passes-15000-for-first-time-since-january-2008/
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Nikkei ends over 15,000 for first time since 2007

Kyodo

The Nikkei 225 stock average gained more than 2 percent Wednesday to end above the 15,000 mark for the first time since December 2007, propelled by a falling yen and buoyant global equities.

The key Nikkei index closed up 337.61 points, or 2.29 percent, from Tuesday at 15,096.03, the highest closing level since Dec. 28, 2007, when it ended at 15,307.78.

The broader Topix, which includes all first-section issues on the Tokyo Stock Exchange, was up 22.05 points, or 1.79 percent, at 1,252.85, the highest level since Aug. 29, 2008, when it finished at 1,254.71.

Export-oriented firms including Toyota Motor Corp. and Sony Corp. enjoyed hefty gains as the dollar climbed above the ¥102 line, up from the lower ¥101 range seen the previous day in Tokyo, boosting hopes of upbeat business performances for such companies, brokers said.

The market has been attracting “tremendous” demand from foreign investors, said Hiroichi Nishi, assistant general manager of equity research at SMBC Nikko Securities Inc. “There are signs of a brighter outlook for the global economy, while the dollar and euro are gaining ground against the yen due to overseas factors.”

He said sentiment had been lifted by firmer U.S. and German stocks among others after debt rating agency Fitch Ratings upgraded Greece’s long-term credit rating and the U.S. small-business optimism index for April exceeded market expectations.

The dollar may soon hit even higher levels, such as the ¥105 mark,” said Tsutomu Yamada, market analyst at kabu.com Securities Co.,.

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  株価が上昇しているが、その原因は海外投資家が東京証券市場へなだれ込んでいるから。米国の量的金融緩和とゼロ金利、そして円安の三つの要因がそろったからである。
 海外投資家は短期売買で利ザヤを稼ぐから、上げるだけ上げたら、売り抜ける。
 地道な経営改善や製品開発努力が長期的な視点から大事なことなのだろう。

 円安はガソリンの値上がり、燃料用灯油の値上がり、輸入穀物や飼料の値上がりなどあらゆる分野の産業へコストプッシュ圧力となる。円安はありがたくない、日本の国際的な価値が下がっているということ。5年もしたら、あの当時(現在)は強い円から弱い円への大きな転換点を通過していたのだ国民の誰もが理解していることだろう。

 中小企業は電力料を始としてさまざまなコストアップが重なっているが、それを価格に転嫁できずにいる。経営が圧迫されて、このまま円安が続けば経営破綻するところが続出しかねない。円安は大部分の企業にとっては経営圧迫要因なのである。トヨタは円安で濡れ手に粟で利潤を増やしても、部品メーカからの調達コストを「上げてやる」とは言わないだろう。相変わらず部品メーカへのコストダウン要求の手はゆるまない。トヨタの業績が回復してもそれに連なる川下の部品メーカの業績はほとんど回復しないことになるだろう。業績のよくなるごく一部の企業とそうではない大部分の企業へ二極分解が起きる、つまり、企業間の業績格差が拡大することになる。
 「売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし」の精神で強い企業が弱い企業を助けて業績格差縮小へと経営の舵を切ってくれたらいいのだが・・・日本的情緒のひとつ、憐憫の情なんて忘れてしまった日本人で溢れている。日本人は日本的情緒を失い、潜在意識すら欧米化しつつある。

 トヨタやソニーが円安によって業績が好転している。7000億円もの赤字を計上した家電メーカもあったが、一息ついているのかもしれない。しかし、家電メーカに関しては商品の国際競争力が落ちてきていることは明らかだから円安に安住してはいけない、ひたすら努力精進して素晴らしい性能と品質の商品を創れ。職人文化の原点へと回帰しよう。

 27年後の2040年には日本の人口は2300万人減少して約1億人となる。国の経済規模は縮小し、高齢人口の増大で今後数十年間は円安基調となるのだろう。
 そうしてみれば、すでに2年前から貿易収支は赤字転落、経常収支もまもなく赤字転落が予測されている。
 今後30~50年間は冬の時代を迎える。人口が8000万人まで減少すれば、上手にやったら食糧自給率は100%にできる。正直にそして誠実に仕事をする心を失わなければ、30年後には住みよいいい時代の幕が開ける。

(事故が起きたら取り返しのつかない原発だけはナシにしよう。もっとも危険な高速増殖炉の文殊が廃炉が決まりそうだ、歓迎したい。いままでかけた1兆円はどぶに捨てたと思うほかない。六ヶ所村の核燃料再処理施設も早く廃止したいものだ。あそこから使用済み燃料の冷却に使った大量の温水が太平洋へ垂れ流され続けている。そういうこともあって海の表層温度が高くなって釧路沖でマンボウが大量に網にかかるようなことが起きているのかもしれない。地図でみると青森県六ヶ所村と北海道釧路沖は意外なほど近い。)


*#2321 株価暴落はどこまで続くのか?:とりあえずの目安は11,250円 Jun. 4, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-04-1



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【5月25日追記】
 この記事をアップした翌日、5月23日に東証は株価を大幅に下げた。日経平均は、
 14,483.98円  -1,143.28円

 千円を越す暴落は見たことがない。


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