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#2111 成績下位層 中2の国語力は小4以下の現実 Nov. 1, 2011 [64. 教育問題]

【データを挙げて論じる】
 この数年間、学力が下位20%付近の生徒に同じ国語問題集をやらせてみた。市街化地域の3校生徒数は1学年おおよそ220人だから、約50人同じレベルかそれ以下の生徒がいることになる。使ったのは、語彙力をためす簡単な問題が並んでいる問題集『言葉力ドリル 実践編』の第1回と第2回の簡単な問題である。

 国語の能力が低いと学力全体に影響を受けていることが推測できる。ではどのくらい低いのか。
 東京の有名私立中学を受験する小学6年生なら、難易度が低いからほとんどの人がほぼ満点に近い点数をたたき出すだろう。

「先生、小4の国語力程度だって、そんなわけないよ、友達と話してきちんと話しが通じているから」

 日常会話には文章語彙群がほとんどないから、友だちと会話が通じていることをもって小学4年生程度の語彙力がある証明にならない。こういうレベルの生徒達の日常会話で使われている語彙はせいぜい200~300程度ではないだろうか。2学年はなれた先輩たちからみると、語彙力不足で「日本語の通じないやつら」という評価になるが、当の本人達は気がついていない。だから、こちらがわから語彙力不足を痛感させるようなきっかけを与える必要がある。自覚が生まれたら、それを矯正するのはそうたいへんではない。もちろん簡単でもないし、時間がかかるが、三人に二人はなんとかできる。
 中学入試の比較的やさしい国語問題をやらせて、どれほど語彙力が貧弱か自分で点数をつけさせて自覚を促してみた。先生はときどき意地が悪い。
 数年間で学力下位層の4人にやらせてみたが、得点は21点、40点、45点、52点であった。21点は小学校3年生並み。40~60点はギリギリ小学4年生並みの語彙力と判断していいだろう

【事実に関連する派生現象の分析】
 こういうレベルになると、
①三回読んでも数学の文章題のたった数行の意味がつかめない。
②音読教材『国家の品格』藤原正彦著に1ページ当たり4~8個読めない漢字が出てくる
③「てにをは」をしょっちゅう読み違えたり、平仮名が続くとどこで区切っていいかまごつくことが多い
④音読させると分かるのだが、「先読み」ができない

 読めない漢字がこんなにあると文章の意味がつかめない、そして「てにをは」を間違えると文意が違ってしまうから、両方同時に起きるから、それはもうしっちゃかめっちゃかなことになる。先読みはABCDEとつながっている句や文をAを音読しながら同時に頭の中でBやCを先読みする技術である。BやCとのつながりを読み切らないと、AとBの区切りが見えなくなり、文意がつかめない。これができないと文章を読む正確性と速度が著しく落ちる。つまり、これができないだけで読解力が先読みのできる生徒に対して4分の1くらいになる重要な技なのである

 ②③④ができない生徒は国語の問題文を読むのが苦痛となり、文意もとれないから、記述式問題はほとんど正解できない。高速読みができないと「全体読み」⇒「段落把握読み」⇒「問題文に即した読み」の"三回読み"をする時間がなくなる。国語でよい成績をとるには高速精読の技が必要である。
 社会も理科も日本語で教科書が書かれているので、やはり文意がつかめず、予習ができない。中学校で日本語語彙が貧弱(小4以下)なために、したくても予習ができない生徒が根室の場合は中2の20%はいると判断していい

【高速読みのメリット】
 高速読みのできる生徒は、予習ができるし、その時間も短時間で済む。こうしてみると高速読みのできる生徒とできない生徒の学力差が大きくなるのは当然である。学習や学力向上において、日本語能力が決定的な重要性をもっていることを理解しよう。あとは日本語能力を徹底的に鍛えるだけだ。それはスポーツのトレーニングと変わらない。

【なぜこんなことになるのか?】
 どうして中2になってもこのような貧弱な日本語能力のままなのかという疑問が生じる。原因の一端を探ってみたい。
 こうした生徒は小学校のときからブカツに励んでいる場合が多い。だいたい親がブカツに熱心だ。ブカツに明け暮れ、家庭学習習慣がほとんどない。学校から帰って来ると、テレビやゲーム三昧、そしてインターネットやケイタイがこれに加わる。なるほど生徒の言い訳どおり、忙しくて勉強する暇などない。シツケをすべき親の頭から、文武両道(勉強をブカツの両立)がすっかり忘れられている。学校はブカツの場ではないのだよ、勉強の場なのだ。原理原則を間違えてはいけないのだが、親も小学校の先生も中学校の先生も、学校をブカツ場だと勘違いしている。優先すべきは勉強だ。こんな当たりまえのことがどうしてわからないのだろう?
 ブカツのやりすぎが健全な学習習慣の定着を疎外していることは時間分析をすると一目瞭然である。一日は24時間しかないのだ。学校が終わってからまっすぐ家に帰ると4時、そこから晩御飯まで2時間は勉強できる。集中してこれだけやれば中学生でもほとんどの生徒は問題がない。しかし、ブカツがある。ブカツは6時半までが普通で、土日もやっている例が多い。一番勉強のできる4時から6時半までの時間帯を潰してしまったら、よほどシツケを厳しくした生徒でないと文武両道はできない。晩御飯を食べて、少し休憩して9時から勉強を始めても眠気との戦い、疲れとの戦いに負けてしまう生徒のほうが多いのはあたりまえだ。その時間はパソコンやゲーム、メールに費やされてしまう。

 共通することは他にもある。家庭学習習慣にかかわるシツケの問題である。いまさら仕方のないことだが、小学校1年生のときに家庭学習習慣をつけなかったという大きな子育てミスがある。小学校1・2年生のときに家庭学習習慣をお母さんやお父さんが育まないと、こういうとんでもないことに高い確率でなる。こどもは育てたように育ってしまうのである。もちろん、ほうっておいても心配のない子どもはいるが、ほうっておくと中2になっても小4程度の日本語語彙力もあやしいこどもになってしまうほうが数の上では何倍も多い。根室高校にいくか根室西高校に行くかは小学校低学年の躾けや生活習慣でほぼ決まってしまっている

【事実その2】
 具体的な数字をあげないとわからないだろう。根室の中学生の三分の一が百点満点換算で学力テスト五科目の科目別平均点が30点以下である。この層は、高校の標準的な授業についていくのはムリだ。普通科の標準的な授業についていくには50%の得点が最低ラインだ。学力テスト総合Bでは150点超はA校22人、B校26人、C校11人で市街化地域3校で合計59人である。生徒数は212人だから、たった27.8%しか標準的な高校普通科の(全国レベルの)標準授業についていける生徒はいないことになる。生徒の学力という点から見ると、郡部を入れて根室市全体の中学3年生を270人という前提で計算すると、根室高校普通科の定員は最大72人で充分である。生徒数は年々漸減していくから、いまのままでは10年もたてば50人でまにあうだろう。これ以上の枠は生徒の質を低下させるだけだ。使う教科書や問題集の難易度を全国標準よりもかなり下げなくてはならなくなる。それは根室のマチのさらなる長期衰退を確実にする。いまでも学力の高い者がふるさとにほとんど残っていない状況で、人材があらゆる分野で枯渇しているのが実態である。
 高校統廃合に関して、高校問題検討会とかいうのが市役所で会議を開いているようだが、市教委は学校別・科目別の学力テストデータを公開しないで、一体何を論じようというのだろう?

【分析その2】
 話しを元に戻そう。語彙力が不足していると、予習ができない、出てくる言葉の意味が分からないからだ。新しい用語は読めないものが多い。家で国語辞典や漢和辞典を引く習慣がないから、予習ができるわけがない。東京の子どもたちの三人に一人は中学受験をするから、小学生高学年で予習主体の勉強に切り替える。学力下位層の根室の子どもたちはしてくても予習ができない。問題はその先にある。新しい単元をやると、どの科目でも新しい用語がでてくるから、予習していない彼ら・彼女達は先生が授業で発する言葉を頭の中で漢字に置き換えられないのである。日本人は相手の話す言葉を瞬時に漢字変換して意味を理解している。それができなければ学校の授業は理解できない。フリー参観でみたC中学校の社会の先生は地理で出てくる専門用語の解説を漢字の意味まで遡って教えていたが、そうしないと成績下位三分の一の生徒が理解できないことをよくご存知なのだろう。
 先生が説明したときに使われた日本語を頭の中で瞬時に漢字変換できなければ何が起きるか?先生の説明はところどころアラビア語の単語交じっているのと同じことになる。言っていることの大事な部分がところどころ意味不明になる。本をほとんど読まないから、文脈から意味を類推することもできないから、さっぱり意味がわからないということになる。説明を聞いていても意味がわからないから、次第に集中力は失われる。そして散漫に聞き流すことが習慣になる。こうしたことが毎日の授業で繰り返されるので、習慣はしだいに性格になる。集中力が切れ、姿勢は崩れ、退屈になる。午後の授業は居眠りをするかあくびが出る。三分の一の生徒が授業に興味を失いお喋りが始まり、中には立って歩く者もではじめる。強い先生が殴りでもしないと言うことが聞けない。先生は生徒を殴らないから、生徒はつけあがる。
 こういうわけで、日本語語彙力が低いとどの科目の授業もちんぷんかんぷんになってしまう。成績下位層から抜け出せるわけがない。

【語彙力と読書力のある生徒は学力が高い】
 反対に、小学生のときから本の蟲のようにいろんな本を読み、高学年になるにしたがって程度の高い本へとうまく移行したこどもの語彙力は、中学生ですでに大人な並みになっている。こういう子どもは国語の点数が圧倒的に高いのみならず、数学の文章題も読み解けるし、社会も理科も予習して授業に臨むことができるために、塾なんて通わなくても成績上位層でありつづける。高校生になると、英語の長文も日本語の本の文脈を読みなれているために、それが英語に自然に応用できて、英語の伸びも他を圧倒するようになる。つまり、成績のノビシロの大きいこどもに育つのである。
 だから、爆発的に日本語語彙力が伸びる時期に英語をやらせてはいけないというのだ。語彙力の発達には"旬"というものがある、そこを逃してはいけない。日本的情緒も日本語の本を濫読することで育まれる。だから小学生や中学生には日本語の本を大量に与えるべきだ。
 幸いなことに、根室には格安で本が手に入る古本市がある。ボランティアの皆さんが毎年5月に汗を流してがんばってくれている。本に印刷されている定価の10%で売ってくれる。昭和30年代に出たハードカバーの文学書なら数百円が定価である。わたしは太宰治全集を3000円くらいで買わせてもらった。買うのが申し訳ないような値段だから、読んだらさっさとまた古書市へ供出しよう。古本市の本は根室市民の公共財である。この点だけは根室は釧路に勝っている。

【対策】
 中2になっても小4程度の語彙力そして貧弱な読書力はまことに恥ずかしいことだ。でもあきらめることはない、好奇心の赴くままに本を読み、しだいにレベルの高いものへ移行していけばいい。大きな声を出して音読をすればいい。ニムオロ塾では英語の時間に10分早く来てもらって20分間の日本語音読トレーニングをやっている。トレーニングを積めば、正確な音読ができるようになり、読む速度は確実にあがっていく。なにより、声を出して朗々と読むのはたのしい。
 たくさん読めば日本語語彙力はどんどん増える。知らない言葉を本の中に見つけたら蛍光ペンで片っ端からマークしておいて、あとからまとめて調べて意味を書き込めばいい。国語辞書と漢和辞典はしょっちゅう引く、慣れてしまえば楽しい作業だ。使える語彙を増やすためには辞書を引くのを習慣にしてしまうことだ。
 お父さんとお母さん、クリスマスや正月の小遣いなんてやらなくていいから、その分で文庫本20冊と漢和辞典と国語辞書を買ってあげたらいい。

【家庭のシツケ(躾け)がカギ】
 小中学生には学校から帰ってきたら何より先に勉強を1時間させよう。テレビやゲームやインターネットよりも後回しにしてはいけない。食事以外は勉強を先にさせること。食事のあと15分も休憩したら、1時間かならず勉強させよう。小学生低学年でこれがシツケられれば合格だ。あなたの子どもは中学生になったら高い確率で成績上位層にいるだろう。そう、成績上位層の子どもは家庭のシツケを徹底することでつくることができる。

 テレビは一日2時間以上見せる必要はないからバチッと消してしまえゲームはやらせなくていいから中学3年間はとりあげてしまえケイタイもスマホもやりすぎているなら1週間や2週間はとりあげてしまえ育てたように子は育つ、家庭のシツケは親の責任である
 学齢期前の家庭のシツケは徹底的に厳しくていい。学齢期の前が大事で、小学校高学年になったらもうダメだ、言うことが聞けない年齢になっている。躾けは旬の時期を逃したらほぼアウト。おしゃべりができるようになったら、ダメなことはダメとはっきり言い、我慢させることで脳の前頭前野を鍛えることができるそこは思考の座でもある
 甘やかしてはいけない、繰り返すが、シツケは学齢期の前までに厳しくやるべきだ。親の責任でやるのだから、体罰もありだ人生には幼いときに痛い思いをして覚えなければならない大事なことがあるしていけないことをしたときは、ぶん殴っても敢然と叱り飛ばすことだ、自分の子供に遠慮してはいけない

【旬を逃すな!】
 家庭学習習慣は小学校1・2年生のときにしっかりしつけよう語彙力が飛躍的に増えるのは小学校高学年から中学生の時期だ、この旬の時期を逃したら、あとで取り返すことはかなりむずかしい。読むべきときに大量の本を濫読させるのが学力全体を底上げする要諦だ

(余計なことかもしれないが、大学生諸君は哲学系の本を1年間ぐらい読み漁るべきだ。読書力を鍛えるには、この分野の書物を一度通過しておいたほうがいい。その上で、興味のある分野の専門書をたくさん読めばいい。)

*一筋縄ではいかない呆れるばかりの釧路スタンダード(ブログ情熱空間より)
 
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6041299.html

**書評:有元秀文著『まともな日本語を教えない勘違いだらけの国語教育』(合同出版)(ブログてんしな?日々より)
 
http://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-72d6.html

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弊ブログより
*#2105 小5国語 「大造じいさんとがん」を読み心情曲線を書こう :こんな教え方で大丈夫?
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-10-24



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コメント 7

ZAPPER

すばらしいです!
幼稚園と小学校でぜひとも保護者向けに配布していただきたいものです。
by ZAPPER (2012-11-01 23:30) 

ebisu

せっかくほめていただいたのに、見落としてました。(笑)

>幼稚園と小学校でぜひとも保護者向けに配布していただきたいものです。

私もそう願っています。
幼稚園児や小学校低学年のこどものいるお母さん達に読んでほしい。
そうすれば、「仮性低学力症」の有効なワクチンになります。「仮性低学力症」が発症してから治すのはたいへんです。

「仮性低学力症」は生活習慣病の一種でもありますから、予防が一番。
by ebisu (2012-11-02 01:30) 

cccpcamera

 埼玉県南部在住です。埼玉の中学生は、学習塾費用全国1位、家庭学習時間全国4位、睡眠時間全国最下位、だそうで、北海道とは逆でしょう。埼玉県南部は、埼玉県平均以上に、学習塾も家庭学習も熱心です。これが良いかどうかは考え物ですが。
 最近、あるスポーツのU19(19歳以下)の世界大会がありまして、全日本代表メンバーとして、近所の大学生が活躍していました。小学生のときから良く知っている子です。少年野球チームで野球に打ち込んでいたけれど、小学生のときから進学塾で、勉強もかなりできました。小学生のスポーツが勉強の阻害要因になるのではなくて、勉強したくない子や出来ない子の親が、不勉強・成績不振の言い訳にスポーツを持ち出すだけのことです。小学生では、スポーツと勉強は対立関係にあるのではなくて、TV、ゲーム、ボンヤリがスポーツ・勉強ともに阻害します。
 英語、特に英会話は、小学校2年から始めるべきです。外国語のリスニングには旬があって、小3,4が一番伸びる時期なので、この時機を逃す手はありません。週1回のレッスンと1日1時間以内の家庭学習で十分です。このくらいの勉強時間だと、小学生の場合は、他の勉強や読書に、かえってプラスになります。
 小学生のときに英語を勉強したために、中学以降、かえって出来なくなる子もいます。中学になった時に、多少知っていることを理由に、著しくさぼった子です。こういう子は、中1の夏休みが終わった段階で、まじめに勉強した子に抜かされます。小学校の英会話学習が原因ではなくて、中学でさぼったことが原因です。勉強は、さぼれば、必ず抜かされるものです。
 子供は、読書をすべきであるとのご意見、全く同感です。家庭で親がテレビばかり見ていて、読書の習慣がない場合、小学生の子供が率先して読書するなど、考えられません。子供のテレビを消すのではなくて、親のテレビを消せと言いたい。子供に読書をさせるのではなくて、親が読書しろと言いたい。
by cccpcamera (2012-11-02 07:33) 

ebisu

cccpcameraさんへ

次の点だけは条件付で・・・あとはまったく同感です。
>英語、特に英会話は、小学校2年から始めるべきです。

成績上位の5%ぐらいの子どもには有効です。日本語語彙の急激な拡張期とぶつかるので、この時期は読書時間を確保して日本語語彙のほうを重視すべきというのが私の主張です。

>子供のテレビを消すのではなくて、親のテレビを消せと言いたい。子供に読書をさせるのではなくて、親が読書しろと言いたい。

書きませんでしたが、私もそう思います。率直なご意見です。
歯に衣着せぬ物言い、分かりやすくて楽しいですね。
by ebisu (2012-11-02 09:15) 

ebisu

「釧路の教育を考える会」のメンバーの一人が、小中学生の「24時間調査」という資料をまとめてくれました。中標津町の公立学校の教師をしている方です。
いい資料なので弊ブログで紹介したいのですが、ご本人の了解をいただかなくてはなりませんので、少しお待ちください。

それによると、小学生は放課後から夕食時までの間が勉強時間の主要部分を占めています。
これが中学生になると6時半までのブカツで占領されてしまいます。家庭学習時間がブカツで寝食される様子がよくあらわれています。
体力の小さい生徒は疲れ切ってあとはTV、ゲーム、インターネットと勉強時間を確保する気力も体力もありません。こういう子供の多くは本を読まないから、日本語能力が低い・・・

こういうわけで、ブカツと勉強の両立できる子どもはごく一部というのが実情でしょう。4人に1人いるのかな?4人に3人は、6時半までのブカツで生活習慣が崩れてしまっています。

もちろん、野球をやっている子供達は小学生のうちから夏は6時過ぎまで毎日のように練習をしていますから、野球は小学生のうちから学習習慣を破壊しています。
それでも4人に一人はきちんと両立しているのでしょうが・・・
by ebisu (2012-11-02 10:09) 

Hirosuke

神奈川県出身の元・英文テクニカルライターです。

結論:「中学生からで十分です。」

根拠:「こんな僕の英語教育考(序)~(10)」
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2006-07-09

以上

by Hirosuke (2012-11-02 12:25) 

ebisu

実例の開示ありがとうございます。
いろんなやりかたがあっていい。

でも、なんとなく早くやったほうがいいような気がしちゃうんですよね。
発音は安くていいDVDがたくさんでています。トレーニング環境が抜群によくなりました。

最近のことですが、生徒が"イグザマイン"というので、examineのことだろうと思って、「その先生どこへ留学していたの?」と聞いてみたら、オーストラリア、オージーイングリッシュでした。
インドだって訛りはある。植民地でなくっても、スコットランド人も訛りの強い英語です。

あまり神経質になる必要はないのでしょう。要するに話すナカミ、読む本のナカミが問題です。

95%の生徒は中学生からで充分です。いや、95%の子どもは小学生のときに英語をやる必要がない。
東京だと中学受験科目に英語がないので、成績のよい子達で受験科目に関係のない英語の勉強をしている生徒はわたしが東京渋谷の進学教室で3年間教えた三十数年前はゼロでした。

根室高校に限って言えば、高校2年から英字新聞授業をやれば、ほぼ学年トップになれます。
学校の成績や大学受験を言うなら、高校2年生からでも間に合います。使うテクストと教え方次第、そして生徒のやる気次第です。
本気で1年間勉強した者にはかなわない。

福沢諭吉が適塾でオランダ語を教えていたときの塾生の勉強法は強力無比で時代を超えた普遍的なものです。『福翁自伝』に載っています。
渾身の力を要求するので、だれにでもできる勉強法ではないでしょうが・・・
by ebisu (2012-11-02 13:06) 

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