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#1908 中学生誘拐事件:お子さんの携帯は必ずフィルタリング契約をしよう  Apr. 16, 2012 [87.根室の話題]

 数日前の北海道新聞にある事件が載っていた。中学生誘拐事件であるが、携帯電話で有害サイトへアクセスして事件が起きた。事の顛末は新聞記事を読んでほしい。
 生徒を見えいるとスマートフォンが急激に増えているが、スマホは機能的にはパソコンと変わらないから、いろんなサイトへアクセス可能だ。中高生にスマホをもたせるときには必ずフィルタリング契約をしよう。それは保護者の義務である。
 法律を作って中学生の携帯電話にはフィルタリング契約を義務付けるべきではないだろうか?国会議員がやらなければ市議会で市条例を可決すればいい。でも、ムリだな、パソコンでも同じことができるから。やはり、保護者がフィルタリング契約をしなければ子どもを守れない。未成年である間は保護者が責任をもって契約すべきだ。
 他人事ではない、未成年であることに配慮して新聞記事は「道東」と地域をぼかして書いてあるが、「道東」には根室も含まれているから、わがマチの出来事かも知れぬ。

「釧路の教育を考える会」の副会長は5年前からこの問題をブログで訴えてきた。
 ブログ情熱空間より転載。
 記事をクリックすると拡大して全文が読めます。
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/5406368.html
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                                                     2012年04月15日

あれから5年、やっと追いついてきたか…

今日(2012.04.15)の釧路新聞より。

携帯電話使用によるトラブル。
5年前に、この問題を広く知ってもらおうと、こうしたセミナー(記事中にあるNTTドコモによる「ケータイ安全教室」の出前授業)を開催しました。
当時は、まだ「学校裏サイト」や「プロフ」が認知される前でした。

釧路市内の全小中学校校長宛に、この問題がいかに重要であるかを切々と書き綴って、「ぜひともご出席ください!」とFAXを送るも完全に黙殺されました。
そればかりか、(一応、後援はもらえたものの)釧路市教委にも、道教委釧路局にも黙殺され…。
思えば、あの時から教育行政との「戦い」が始まったのかな?

●釧路教育活性化会議(C-PEK)
C-PEKセミナー 「小中高生の携帯電話の使い方」
http://www.kitamon.com/cpek/events/070603.shtml

《追記》
当時の某中学校の対応。

(こうしたセミナーの開催を求めた保護者に対して)
当校では、生徒の携帯電話所持を認めていません。
認めていないので、こうしたセミナーの開催は一切考えていません。
携帯電話を巡るトラブルについては、学校が感知するものではありません。

頭にきたね、ホント。

CCI20120415_00001

















































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2012年04月16日

釧路市教委は、こっちもちゃんとやろうね!

私は、ウチの子ども達に携帯電話を持たせるつもりはありません。
百歩譲って、バリバリのフィルタリングかけまくりのものを、せいぜい高校生になってから与える程度でしょうか。(^∀^)

携帯電話ですら、数え切れないほどの「落とし穴」が潜んでいるのに、今度はスマートフォン。すなわちパソコンをそのまま持ち歩いているようなもの。それが何を意味することなのか?どれほどの危険性が潜んでいるものなのか?親はもっと勉強をすべきです。親以前に、教育委員会と学校自体が、問題の重要性を認識すべきものです。最低限、学校関係者を対象に、毎年学習会を開催すべきものでしょうね。

昨日も書き綴りましたが、この部分、我が釧路は超ウルトラスーパーに遅れまくりです。5年前のセミナーの際に聞いたのは、札幌市の某高校では、校内のイントラネットでこうした情報を共有して常に生徒に発信を続けている。教育委員会の依頼で、毎年全小中学校セミナーを開催している自治体が多くある。といったもの。ところが釧路は5年経っても…。

強烈な皮肉になりますが、こう言い換えることもできるんですよ。

釧路に生まれた。
たったそれだけのことで、学力が低く育ってしまう確率が高くなる。
そればかりか、ネットいじめ、性犯罪等、携帯電話やスマートフォンに端を発したトラブルや犯罪に巻き込まれる可能性するも高くなる。

というわけで、合格先生のサイトより。
学校にも市教委にも完全に無視されて…。
あの時は、ホントに悔しかったよね、合格先生。

でも、こうしたことを言うと、またこうやって言い訳に始終するんだろうね。

忙しい。
だからできない。
それに、当校では携帯やスマホの持込を禁止しているんですよ。
禁止しているんだから、危険性があろうと無かろうと自己判断でどうぞ。

って。

●携帯電話、大丈夫?
http://www002.upp.so-net.ne.jp/singakukouza/jijimonndai.html#Anchor-10183

《引用開始》
釧路新聞より

 4月15日の釧路新聞に、携帯電話による誘拐未遂の話が載っていました。
 実は、以前、自分たちが行っている教育活性化会議では、NTTドコモさんにお願いして「携帯電話セミナー」を行った事があるのですが、その際、釧路市内の小中学校すべてにファックスで参加を促しました。しかし、その際に教員の参加は全くなし。当時、NTTドコモさんの広報から聞いた話では「前から携帯電話セミナーを学校側に呼びかけているのですが、全く反応がない」という事でした。
 その後、春採中学校で1度行ったという話がありましたが、それ以来、どこかの中学校が行ったという話は、入ってきていません。

 ところが、携帯電話のトラブルに巻き込まれているのは、中学生・高校生が、被害件数の6割で、次に多いのは大学生。電話での振り込め詐欺などでは高齢者が問題にされることが多いので、学生はあまり注目されませんが、携帯電話に関しては、中学生・高校生こそ、こういった「注意を喚起する活動が重要」なのです。
 携帯電話を持ったばかりで、有頂天になって、いろいろなサイトを見ているうちに詐欺にあったとか、携帯を使ったネットゲームに記載した個人情報が悪用されたりしたケースが多いとのこと。

 ですから、お父さん・お母さんも、携帯の費用面のことばかりではなく、使い方についてもきちんとお話しておいてください。また、この辺は、お父さん・お母さんでも詳しく分からない部分も多いですから、出来れば、学校側に「携帯電話セミナー」などを要望していってくださいね。
《引用終了》



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*ドコモ携帯安全教室実施要領
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/csr/social/educational/safety/

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Hirosuke

タバコや麻薬やエロ本を、
親が自ら買い与えているのと同じですよね。

学校側は、
「禁止⇒有り得ない⇒知ったこっちゃない」
と責任逃れ。

どうして「オモテ」しか教えないんでしょうねぇ、
「大人」って。

「ウラ」を声高に訴えると、
そんな「大人たち」に「子供」扱いされる。

挙句には「異常」「病気」とまで言われ、
差別・いじめ・迫害を受ける。

多数派の一般常識とは、
欺瞞に満ち満ちた誤解である事を、
自称「大人」は知るべきです。

他称
「アダルト・チルドレンまたはピーターパン症候群」より
by Hirosuke (2012-04-16 14:52) 

ZAPPER

ご紹介ありがとうございます。他地域ではこうした情報発信・消費者教育等にも力を入れてさいますが、釧路根室はさっぱりです。教育行政のレベルの低さ、基礎学力の高低とリンクしているのでしょうね。(強烈な嫌味!)

Hirosukeさん
実体験から言えます。自分の中高校生時代に携帯やスマホがあったなら、犯罪に手を染めなかったとは言い切れません!自分や仲間だったら、何こそしでかしたか分からない!と自信を持って言い切ることができますから。^^;
by ZAPPER (2012-04-16 16:12) 

おもし蟹

最近の携帯事情。

18歳未満の子供が携帯を所持しているが、ほぼ通話料金は親が支払いをしている。そのため、子供の料金請求でびっくりすることがあると聞く。
実際に私の身近にも高校生なのに1ヶ月1。5万という料金を払っている人もいる。
(その親も1ヶ月5万以上で生活費の1/3を占めているらしいですが・・・)

親は子供の携帯所持は子供を守るためとして与えているが、一方子供は自ら危険に入っていくことが多い。それに対し子供は親に危ないことしていないと嘘を言う。
結局のところ、親は子供を守れていないのが事実であり、携帯を所持させることでの親の欺瞞でしかない。

携帯は既に生活に浸透し、持つことが一種のステータスから生活必需品みたくなっているが、子供に大してフィルタリング契約する人は多くはない。
本当に子供の安全を考えるなら、フィルタリング契約はすべきだと考える。

それ以上に携帯は自分で支払うことができる状態になってから所持しても遅くはない。
各携帯会社も、メール機能とGPS機能だけある携帯を出すとかをもっと考えてほしいところ・・・

携帯のせいで、辞書などを利用できない子供増えているらしいです。
私自身は携帯を所持してるが、正直無くても生活はできる。
by おもし蟹 (2012-04-16 16:28) 

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