今日の11時20分のおやつはコープサッポロで買ってきたモンテールのシュークリームです。値段は78円とっても安くていいのです。地元の「詩菓屋」のシュークリームが大好きなのですが、モンテールが圧倒的に安いので、ふだんは札幌コープのモンテール・シュークリームに軍配が上がります。家から近いということもあります。
 もちろん、「パステリーはまざき」のシュークリームもおいしい。たまに食べます。西浜町ですから一番遠い。緑町の「しらさき」が閉店してから、ケーキは「パステリーはまざき」さんのものを食べてます。
 釧路へ用事があって行くと「六花亭」のケーキを買います。理由は安くて原材料がよくて、その上とってもおいしいからです。東京で買うケーキの半分の値段で品質がよろしい、250-300円前後とびっくりするほど安いのです。六花亭は本店が帯広ですが、帯広は六花亭があるお陰でケーキ屋さんはなかなか育たないのではと心配になりますね。

 信金本店前にあった「緑菓子店」の串団子が懐かしい。丸い棒状にしたものを包丁でトントンとカットして、串刺しします。それに餡子を塗って出来上がり。このお店には同じ年齢のヤッコちゃんという女の子がいました。幼馴染でした。小学生まではよくNTTのビル(現北海道銀行)のところが広い空き地だったので、ドッチボールやケンパ、缶蹴りをしてよく遊んだものです。「緑の父さん」はビリヤードの常連客でした。仕事が一区切りして時間が空くとよくいらっしゃってました。女の姉妹二人だけで男の子がいなかったので、ヤッコちゃんと仲が良かったわたしを「トシボー」とよんでかわいがってくれました。わたしは小学生のころからビリヤードの店番していたのです。といっても、一人でやるようになったのは中学生になってからで、若い女の人が「ゲーム取り」をしていたので、お客さんのゲームの相手をして遊んでいただけです。他にお客さんがいないと、
「トシボー、やるか?」
「はい!」
 小学生低学年の頃は背が低くて台の上に上がらないと、届かないのです。「失礼します」といって台の上に上がって突きます。片足が床についていないと反則なのですが、「わたしだけの特別ルール」があって、OKでした。
 夜のビリヤード場はわたしの遊び場でした。いろんな職業の常連さんがいました。格好の人間観察の場でたくさん勉強させてもらいました。社会人になってからそれが役に立ちました。何でも、夢中でやっていたら、自然にいろんなことを吸収しているのです。家業の一つがビリヤード場でよかった。
 緑菓子店の父さんは函館の千秋庵で修行した人で、餡子(あんこ)を作らしたら名人だったようです。緑菓子店はパンも作って売ってましたが、全部手作りの餡子を使っていました。緑町3丁目の「モリモト」のジャムパンもおいしかった。鋳物の鉄の型で焼いてました。年齢の近い女の子がいましたから、何度か遊びに行ってました。
 ビリヤード場はさまざまな職人・職業の方たちがお客様でした。

 モンテールはチルトシュークリームのカテゴリーで売上が連続19年1位だそうです。
*モンテール・シュークリーム


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