「攻めの健康法」の二つ目は、2週間前からはじめた「四股踏み」です。スクワットはしていたのですが、テレビを見ながら時々やっても楽しくありませんでした。四股踏みをやってみようと、これもネットで検索して動画をみて真似しています。
 ネットで検索して白鳳の土俵入りの画像を見ました。すごいですね、爪先が180度、正反対の方向を向いています。あれだと左右の重心移動には強いですが、前後のバランスがとれません。体幹がしっかりしているのですね。実に見事、美しい四股踏みです。股割と四股踏みという基本を徹底的に繰り返してああなったのでしょうね、白鳳はすごい!
 開脚して胸が床にぴたっとつくわたしでも、白鳳のように足は上がりません。足が完全に180度に開かないとあの形は真似ができません。股割りと四股踏みを毎日繰り返して柔軟な身体を造りあげたのでしょう。

 右足を左足にひきつけ、それから右足を上げると、最初の一週間はバランスを崩してよろけました。でもだんだんに慣れてきます。2週間やったら、ほとんどよろけなくなりました。身体を支える骨と筋肉と、身体を動かす筋肉の連動(これすなわち体幹)がよくなります。
 教室で四股踏みの型を披露。片足上げてちょっとやってみせて、女子バレー部の中学生に「バランスとるのが難しいから、やれるかな?」と言ったら、二人ともぜんぜんぐらつかない。体幹と足の筋肉がずいぶん鍛えられてました。見事なもの、あっぱれ。
 
 四股踏みはいつでもできます、道具も必要ありません。テレビを見ているときに気が向くと四股を踏みます。たった10回でも、身体は温まります。小分けにして10×5セット、いや10セットくらいやってるかな。
 効果覿面、体がふらつかなくなりました。腿に筋肉がつきが少し太くなりました、腕も木刀を振っているのですこし太くなったようです。

 自転車は使う筋肉が違います。ほんとうは歩くのが一番よいのでしょうが、ものぐさなわたしには向きません。
 気が向けば素振り用木刀を振ったり、足を鍛えたくなれば四股を踏む、程々がよろしいようです。


*#3332 攻めの健康法(1) June 19, 2016 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2016-06-19

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