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#3332 攻めの健康法(1):木刀の素振り June 19, 2016 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

 FB(フェイスブック)仲間が、健康法には2種類あり、ひとつは「守りの健康法」、もうひとつは「攻めの健康法」だという。守りは食生活の改善、攻めは適度な運動だそうだ。それならわたしもやっている。
 でたらめに木刀の素振りをしていたが、ネットで検索して「正しい振り方」を調べた。二つ見つけて、もう1ヶ月ほど型に忠実に振っている。庭で振っていたら、前を通りかかった野球部の生徒が、「見ろよ、剣道ってかっこいいだろう!」と隣の友達に言っているのが聞こえた。構えが様になってきたということ。(笑)

 長さ115cm、重さ1.5kgの素振り用木刀を振っているが、全力で振ると止めるのがゆるくない。
 ユーチューブで竹刀の素振りを見たが、額のところに左手を持ってきて、右手は軽く添えるように竹刀を握り、水平に構えてそこから打ち込む。丹田呼吸法で振るが、足捌きがよくわからない。
 合気道のトレーニングでも正座して同じタイプの素振り用木刀を振るが、これは後ろまで木刀を下げて、逆丹田呼吸法で打ち込む。息を吸いながら振り下ろすが、木刀を止める瞬間に止息し、柄をぎゅっと握る。左手は親指と人差し指を柄から離す、指三本で握る。

 小学生のころ、長柄の鉞で3寸角、4寸角、5寸角の廃材を焚きつけにするために叩き折っていた。石炭ストーブだったから、秋には焚き付けを山ほど積んでおかなければならない。お風呂も石炭釜だった。
 鉞を振りかぶって後ろの地面にまでつけて、息を吸いながらゆっくりと腰の力を利用して頭上まで持ち上げてきて、そこから一気に角材へと振り下ろす。角材に当たる瞬間に息を止めて鉞の柄をぎゅっと力任せに握り締る。
 3寸角なら1発で叩き折れるが、4寸角になるとなかなか1発では折れてくれない。数回叩くことになるが、当たる瞬間に強く握らないと鉞ははじき返されて思わぬ方向へと飛ぶから危ない。5寸角は叩き甲斐があった。十数回叩かないと折れてくれない。廃材ではない、焚き付け用の細いザッパは手刀と拳で叩き折る。たまに生木が混じっている。スピードと当たる瞬間の力の入れ方にコツがあって、気合を入れてやらないと折れてくれない。木が打突で地面についても、しなって折れないのだ。だからしなるよりも速く打突ができなければ何度叩いても折れない。1000、2000本とやっているうちにコツが飲み込めてくる。拳は自然に硬くなる。皮膚が豆ができて硬くなるのではない、たぶん骨の密度が高くなるのだ。
 小学校の6年間そんなことを毎年秋にやり続けたから、背筋力と握力は人並み以上に強くなった。
 高校を卒業した年に、新宿で同級生二人と、パンチボールを叩いたが、腰の回転だけで叩いて、180kgだったか200kgだったか、並みのプロボクサーよりもパンチ力があった。鉞を振り回したおかけだろう。握力は57歳で癌で入院するまで65㎏あったのは小学生の時に身体を鍛えたから。

 素振りには呼吸法が2種類あることがわかった。ゆっくり型を確かめながら振っている。


< 素振り用木刀 >
 1998年ころ、日本橋の剣道具店で買い求めた。もう一本1kgほどの太い木刀が東京の家にある。合気道をやっているS本君がこのお店を知っていた。帝人との臨床治験検査受託合弁会社の本社が当時は日本橋本町にあった。

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