<最終更新情報>
12/15朝10時半

 今日(12/14)午後7時から、総合文化会館大ホールで柏陵中学校吹奏楽部の定期演奏会があった。
 地区大会で金賞を射止め、札幌キタラホールへ。そのときのエピソードを副顧問の先生が面白おかしく語ってくれた。ひとつは男子部員のズボンのファスナーが上がらなくなったこと。応急処置で事なきを得た。(笑)
 慌てたけど、緊張がとれたそうな。

<演奏曲>
●第一部
♪ マーチ「プロバンスの風」
♪ 繚乱~脳「桜川」の物語によるラプソディ
♪ ミュージカル「ミス・サイゴン」より

●第二部
♪ Pretender
♪ 北酒場
♪ 3年生によるアンサンブル
♪ 千と千尋の神隠し組曲
♪ クリスマスメドレー~同様Ver.~

 30人も部員がいるから、市街化地域の3中学校では一番大きい編成である。これだけ人数がいると音の迫力が違う。パーカッション担当の人、とっても忙しかったね、よく眠れると思うよ。(笑)
 根室高校の吹奏楽も新入生がどーんと入部してくれたらいいね。さて、何人が高校でまた「文武両道」を貫くのだろう。スキルは上がるが両立は根性いるよ。高校は予習方式で勉強しないと間に合わないから、すぐにでも切り換えたらいい。トレーニングメニューが大切だね。基本は毎日繰り返していないと感覚が鈍ります。楽器の扱いはわたしにはわからないが、ビリヤードのスキルはセミプロクラス。基本トレーニングメニューはノート-20枚くらいあります。高度な技術に関するものもあるから、50ページほどあるかな。アーティステック・ビリヤード世界第2位の町田正さんは、鉄のキューをつかって素振りしてました。わたしは町田先生(お父さん)に数回習ったことがあります。スリークッション世界チャンピイオンの小林先生にもね。だから、基本トレーニングの大切さや、理論研究の大切さを知ってます。素振りを毎日欠かさず、基本トレーニングを毎日1時間ほどやり、理論研究しながら高度な技を磨いたら、驚くほど高速で上達できます。小林先生の新大久保のお店の常連会仲間に駿台の荒木重蔵先生(数学)がいましたが、かれは五種目チャンピオンのディリスのサマースクールに何度かヨーロッパに行ってました。とっても上手でした。研究ノートを見せてもらいました。それからわたしも研究ノートをつけるようになったのです。
(ヨーロッパでビリヤードは貴族のたしなみなんです。幼いころからコーチがついて、ビリヤードを習います。キャロム・ゲームが主流です。穴の開いた台でやるゲーム、ポケットは米国で流行したものです。あれは品がありません。昔はボールに象牙をつかってましたから、数年使うと瑕がついてしまうので、削ります。小さくなったボールを集めて始めたのがポケットでした。わたしは、昭和天皇のビリヤードコーチの吉岡先生、平成天皇のビリヤードコーチの小林先生に習ったことがあります。令和の天皇のコーチは町田正さんです。かれとは3ゲームだけボークライン・ゲームをしたことがあります。もちろん、問題外でした。八王子駅前のシルクハットというお店で。どういうわけか先生には恵まれてます。先生という職種であるお医者さんにも、幸せ者です(笑))
 楽器の扱いもおんなじでしょうね。基本トレーニングを欠かさず、理論研究を続け、スキルを磨きながら、30年は楽しんでください。毎日1時間、30年続けたら、1万時間を超えます。そこまでやると、別の世界が見えてきますよ
 柏陵中の吹奏楽部の定期演奏会に行ったのはこれで3度目。趣向が毎年違うから楽しい。心の洗濯になった、どうもありがとう。心の底から感謝。

①第一部は制服姿で登場


②第2部はジーンズ


③3年生のアンサンブル
アルトサックスに持ち替えて、ソロパート


④3年生、全員集合
 小さくて、ピンボケでごめん。



<啓雲中学校吹奏楽部第29回定期演奏会は明日!>
 14:30開場 15:00開演
 総合文化会館大ホール
 再来年、光洋中と統合されるので、啓雲中としてはあと2回で終わりです。時間があったら、聴きに行ってあげてください。聴衆が多い方が演奏する方は気合が入ります。

<余談:文武両道>
 吹奏楽部は練習がきついから、どの中学校も週に6日ぐらいの練習は普通だった。文武両道が北海道教育委員会からも言われて久しいから、この数年間で状況が変わってきているのだろう。大谷翔平の「文武両道」ポスターが道内の中学校全校に掲示されたいたことがあったのは5年前。
 練習の質を高くして、短時間でトレーニング成果を上げるのはなかなかたいへんだ。がっちり「文武両道」なのは10人に一人くらいなもの。柏陵の3年生は二人だったかな?我慢強い子だろう。10人中6人は両方の間を行ったり来たりして、勉強のほうに焦りを感じている。それが普通だ。3人は勉強がお留守になっているということかな。家に帰ったらスマホをお母さんに預けて、勉強し終わってから受け取らないと、いつまでも勉強しないことになる。預けてみたら?悩みながら、「文武両道」続けたらいい。素晴らしい演奏だった、来年も楽しい定期演奏会を期待している。

#2615 「文武両道」 大谷翔平からのメッセージ:北海道教育委員会制作ポスター Mar. 13, 2014
https://nimuorojyuku.blog.ss-blog.jp/2014-03-13














 演奏会が終わって歩いて家へ戻ったが、雪が降り始めていた。午前零時半になって窓の外を見ると、銀世界である。

<余談-2:OBたち>
 柏陵吹奏楽部、ニジ(クラリネット)、スガ(フルート)、アヤノ(パーカッション)、ユウカ(テナーサックス)、リョウタ(トランペット)、卒業年次が違うがみんなしっかりしっかりやっている。一番勉強しなかったユウカが帯広畜産大だから、人生はわからないものだ。テナーサックス担当だった。今日の演奏ではだれだったかな?リョウタだけが商業科へ進学した。朝起きられない生徒で中学時代は遅刻ばっかりしていたが、高校では遅刻しなかったようだ。学力高いのに普通科行かずに商業科へ、そして五種目1級を取得して卒業していった。道内のどこかの大学へ推薦入学したのだろう。あいつに簿記は教えていない。そのまえの五種目1級はセイジだった。高校入試当日の夜から簿記を教えた。5か月前から普通科志望のカズノリに簿記を教えていた。カズノリは公認会計士資格とって数年仕事してから、医学部へ進学という夢を描いていた。「セイジは事務情報科だから本職、負けるな」と叱咤激励。負けん気が強くて努力家だった。情報科目のプログラミングの1級を卒業直前の2月に受験して合格しているから、6種目1級取得、北海商科大へ進学したと聞いている。とっくに卒業したはずだが、就職の心配はなかっただろう。普通科1年生の11月に日商簿記2級(全商簿記実務検定1級相当)に合格したのはセイジと啓雲中で同級生だったN村君だった。あれが、根室高校歴代最速記録だ。中3の10月ころから簿記を教えた。学校と地域の協力があれば、力のある生徒はどこまでも伸びる。
 僻地の根室で、高学力の生徒たちの能力を存分に発揮させてやるには、学校と私塾の連携が大切なのである。




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