4月からは大学4年生、就職活動に忙しくなる。道内の大学に通う学生達は就職候補企業が道内に案外少ないことに驚いているだろう。大企業の本社の98%は東京だから、道内の大学は地理的・経済的に不利、実際の就活にお金がかかりすぎる。100~150社に応募するのが普通だというから驚きだ。

 公務員試験を受けるという元塾生が質問があると問題集をもってきた。一つはこういう問題だった。

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  座標平面状において、点A(-1, 0)、点B(1, 0)があり、直線 y=x-2 上に任意の点Pをとる。このとき、AP+PB(線分APと線分PBの長さの合計)の最小値はいくらか。
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 高校1年生の基礎知識で充分に解ける問題だから、成績上位層の中3でも解ける人がいるだろう。高校生のほうが余計な知識に迷わされてできが悪いかもしれない。5つの選択肢から正解を選ぶ問題だが、迷路にはまり込んだらそうなるという答えも並べられていた。
 大学3年生の終わりだから、高校1年の終わりから数えても6年間がすぎているので、おおかたは忘れているだろうから、ブラッシュアップが必要だ。

 迷いの元になりかねないから選択肢は書かないので、計算してみてほしい。問題文を理解し、正しく作図ができれば簡単な問題だ。作図ができないと迷路にはまり込みかねない。

 大学3年になったら就職試験に備えて、高校数学の勉強をしなおしておこう。

 ヒントを書いておく。

 *線対称の作図ができたら、あとは一次関数と三平方の定理の基礎的な複合問題*

 答えは日曜日に書き込みます。


*#2625「数学問題の解答 Mar. 21, 2014」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-03-21-1



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