MTBのブレーキを「バイク主治医」のヤングさんに緩めてもらったので、早速テスト走行した。車の通らない航空自衛隊根室分屯地の周囲の道路を利用した。

 30km/hではフル・ブレーキングは危険、2段ブレーキが必要。しかし、20km/hなら後輪が少し滑るがフル・ブレーキで大丈夫、コントロールできる。15km/hでも重心を落として体重を後ろ側にもっていくと体重が加わる分後輪は滑るが危険はない。これでも腰を浮かしていたら前ブレーキで前輪が滑らず止まってしまうので、後輪が持ち上がって「前方回転」しかねない。

 MTBでは片手運転でのブレーキ操作はご法度だ。片手では前に移動する体重を支えきれない。懸垂8回できた手術前と体重が8kg減ったいまでは、腕の筋肉が違う。落ちた体重のほとんどが上半身の筋肉のようだから、弱くなった腕の筋肉にたよると事故の元だ。
 フル・ブレーキングは時速20km/hが目安の限度、腰はサドルに押し付け両手でしっかりハンドルを握ること。30km/h以上のときは後輪が滑ってコントロールができないだろうから、2段ブレーキか転倒覚悟でやること。

 普段から時速何kmかを常にモニターし、ブレーキングを考えながら運転する必要アリ。転倒した場合に備えて、腕を覆うサポータをつけ、サイクルパンツは厚地のものを着用する。ヘルメットは当然のことだ。

 あとはときどき車のいない道路でブレーキテストを繰り返し、なれていけばいい。種類の違うバイクあるいはブレーキ・システムの異なるバイク(Vブレーキ(タイヤの細いロードバイク)とディスクブレーキ(タイヤの幅5cmのMTB))を2台交互に乗る人はみんな気をつけているのだろうな。



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