牧ノ内の「サイクリングコース」を走ってきた。半島中央部は霧があり、東から強い向かい風だった。東へ向かって走っている間は鳥も鳴かぬ、風とアスファルトを走るタイヤの音だけが聞こえた。向かい風では無理はしない、速度は16㌔ぐらいまで落ちる。
 北へ曲がってなだらかな坂を下ると時速45㌔だ。タイヤの幅がMTBの半分ほどで、重量も半分だから無理をしなくても下りなら時速50㌔くらいはでる。空気圧のせいか小さな石を何度もはじき、そのつどピシッと音がする。オホーツク海に沿って西へ向かうと風が消えた。左側のミズナラの林が東南から吹いてくる風を遮っているのだろうか。

 ネットでモンベルの通販を利用してサイクルパンツを買った。冬用の厚手のものだが根室は寒いからこれでいい。タイツをはいた上に冬用のサイクルパンツをはいたので下半身は温かかった。上半身はシャッツが二枚にサイクルウエアを着て出たが、寒くてすぐに戻り風除けのためにモスグリーンのヨットパーカーを着たが、それでも向かい風は寒かった。気温は7度くらい。風を切ると頬が冷たいし、薄手のグローブなので手も冷たくなる。ときどき握ったり開いたりして手の動きを確かめながら走った。インナーグローブが必要だ。

 オホーツク沿いの道路から南へ曲がると風がない、鶯が鳴いていたが虫の音は聞こえない。
 ホーホケキョケキョケキョ

 風のない平地走行では時速45㌔が精一杯だ。続かない、でも、気分は最高。

 (ロードレーサー(空気圧6bar)、55分、20.9km、累計走行㌔数760km)


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