病院情報システムに関して、業界内部の人から書き込みをいただいた。前回のブログ「#1240 地域医療改革の烽火(9):院内情報システム 」の続編あるいは追加情報としてお読みいただきたい。

こんにちは。いつも参考にさせて頂いております。
病院情報システム関連の企業に勤めている者です。
今回の件について、少し情報を書き込みさせて頂きます。
根室市立病院のシステムですが、パッケージソフトで
あるようですが、おそらくカスタマイズはほとんど行って
いないと思います。今はどこのシステム会社もカスタマイズ
は行わない方針となっています。
カスタマイズするのは大学病院のような大病院に限られて
います。
150床程度の病院でしたら、どこのシステム会社が導入
しても高くて4億円です(5年分の保守料込み)。
7億円は、400床くらいの急性期病院の価格です。
日本中どこを探しても、150床で7億円も掛けている
病院はないと思います。
システム会社は4億円以上の利益が出ているはずです。
根室市は価格調査や見積もり合わせなど行っていない
のでしょうか。

by ねこすけ (2010-10-15 09:23)

 これが現実なのだろう。病院事務局はあまり情報を公開したがらない。市議会特別委も及び腰だ。
 ブログは愉快だ、ひょんなところから、専門家が協力してくれる。システム“も”だが、基本に忠実に、そして正直で誠実な仕事をすれば予算の半分程度でやれる。だからこそ、ゼロベースでの見直しが必要なのである。

 ハンドルネーム“ねこすけ”さん、ご協力ありがとうございます。
 猫語で感謝 “ニャーオォン” m(_ _)m

【ebisuの目標】
1. 総事業費を69億円から35億円程度に小さくし、病院建て替え後の経営上の負担を軽くする。そのために、計画をゼロベースで見直すこと。
2. 療養病床やレイアウトも含め、何度も市民説明会を開催して、理解と納得ずくで速やかに建て替えを行うこと。
3. 関係者それぞれに、基本に忠実に、そして正直で誠実な仕事をしていただくこと。




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