11/16付の月田さんのブログを紹介する。

*http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51882790.html?fbclid=IwAR3XkUuvno1_QvNOdxt8aCmIW8YVTBkZjrmV-65nZKZV8RRf9U5IcnibDm4
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午前は、出張報告書の作成。
 何だかんだ2時間以上を要します。

 午後は、釧路の教育を考える会(角田憲治会長)
 拡大役員会を開いて、現状の課題について協議しました。

 焦点は、全国学テにおける結果の評価。
 まずは全国平均に対して、-3P以上下回る学校に共通する問題点について。

 当会の認識は、全国学テの結果は決して子ども達の評定ではないということ。
 教員の授業力を始めとする力量に対する評価が数値化されたものと見ています。

 そして、校長の指導力。
 ゼネラリストとして、客観的な指標に基づく評価がなされるべきでないか。

 さらに、全国学テにおいて全国平均以上を達成した学校名を公表すること。
 顕彰することで、全体のモチベーションが上がるのは間違いない、と。

 これに関連して、教科ごとの年間指導計画は何故市教委が定めないのか。
 各教科書会社が示している目安を踏襲することに大きな問題はなく、学校に委ねる特別な根拠はない。

 加えて、問題解決型学習の見直しです。
 検証改善委員会が、ピント外れのPDCAサイクルを回していることと関連するのですが、「分かる」重視ではなく「できる」レベルの底上げです。

 その他、幅広く議論は盛り上がりました。
 監視役として期待されている以上、言うべきことはきちんと言わなくてはなりません

 忠言耳に逆う。
 今さら、体制に阿(おもね)るつもりは全くありませんので・・^^。


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 月田さんの政治信条を転載します。この通りに行動しています。2011年5月からだから、もう8年のお付き合いになる。
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【政治信条】
今ここにある問題を解決するために、また未来のために今やらなくてはならないことを、逃げないで断乎としてやり抜く!
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 全国平均に対して、根室管内は小6(国語-2.9、算数-6.2)、中3(国語-8.3、数学-10.2、英語-9.1)で、全道14支庁管内で13番目とはかなりかけ離れて、ビリである。その学力最低の根室管内で根室市が一番低いことはふだんの学力テストからわかる。
(学力テスト総合A18校データと学力テスト総合B16校比較データをご覧いただきたい。)
 弊ブログ#4119に釧路新聞に載った記事が張り付けてある。全国平均と根室管内平均も科目別に表になっている。
*#4119 全国学力調査の現実:根室は14支庁管内最低 Nov. 9, 2019
https://nimuorojyuku.blog.ss-blog.jp/2019-11-07-1

 根室の市議の中にもこういうブログを書く人が現れてほしい。釧路は青年会議所や、ロータリークラブや、中小企業家同友会などの経済団体の人たちも、「釧路の教育を考える会」のメンバーであり、教育について発言している。もちろん、釧路市議会は教育論議で花盛りだ。

 根室はどうしてこんなに教育への関心が薄いのだろう?だから、根室管内は全道14支庁管内で一番学力が低く、その根室管内で根室市が一番低いということになってしまっている。それでも、危機感がない。町の未来は、子どもたちの教育にかかっているというのに。

 各自治体の首長さんたちは、根室管内1市4町で「学力アップ合同委員会」を組織して、データを分析して、学力アップに有効な教育政策を立案し、実行、そして検証したらいい



<北海道教育委員会作成のグラフにみる根室管内の子どもたちの学力>
 
一番左端にあるのが根室管内です。こうしてグラフで見ると、びっくりするほど、他の地域とかけ離れてます。根室だけ左端で仲間外れの感があります。まるで交通網から外れて孤立している集落のようです。国語がとくに酷いのは何か原因がありそうです。国語がアップすれば、他の2科目も差が詰まるのかも?
 数学は全体に分布がばらけています。それでも根室が一番左端です。
 根室は他の地域に比べて、幼児英語教育の盛んな地域ですが、普段の学力テストデータを見ても平均点が低い。学力テスト総合Bのデータを見てください
  「Ctrl」キーを押しながら「+」キーを3回たたくと拡大できます。「Ctrl」を押しながら「-」キーを3度叩くと元に戻ります。

 
グラフのばらつきから判断すると、国語が3科目で一番標準偏差が小さいのに、根室管内ははるか左側に位置している。他の管内に比べて極端に国語の正答率が低い。
 数学も英語もばらつきは似たようなものです。数学は全道平均を超えているのが4支庁管内ありますが、いずれも大学のある地域です。英語で全国平均正答率を超えたのは石狩と十勝管内のみ。

 国語で全国平均正答率を超えたのは5支庁管内、数学と英語は石狩管内のみ。札幌からの交通のアクセスがよいところほど正答率が高い傾向があります。僻地は交通アクセスが悪いだけでなく、学力も低くなるということ。日高線は風前の灯火、花咲線もいずれ廃止になります、釧網線もなくなる。道路だけで大丈夫かな?



 
小学校6年生の国語は14支庁管内中11番目、それがどうして中学3年生になると14支庁管内最低になってしまうのか、どうして3年間でこんなに差がつくのか、この地の中学生の教育に大きな問題が潜んでいそうです?学校と家庭の学習習慣のしつけと高校統合による高校入試競争の消滅など、手を打たなければいけない問題がいくつも出てきそうです。



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#4123 根室の中3の数学・学力の現状とその波紋 Nov. 14, 2019
https://nimuorojyuku.blog.ss-blog.jp/2019-11-14

 
#4123 根室の中3の数学・学力の現状とその波紋 Nov. 14, 2019 
https://nimuorojyuku.blog.ss-blog.jp/2019-11-14


 #1526 釧路の教育を考える会 May 24, 2011






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