根室高校女子バレー部が3年連続で全道大会出場というニュースが、7日の北海道新聞根室地域版に載っていた。男子も出場というから、両方が出場というのは初めてではないのか?
 女子バレー部はたった7人、しかも身長の平均値が156㎝、これは大きなハンディだ。3年連続の先駆けを作った生徒たちの練習を一度だけ見かけたことがある。千葉で市民バドクラブを30年間ほど主催している小寺さんが根室へ来て、啓雲中学校でバドの技術指導をしてくれたことがあった。その時に体育館のとなりのコートで女子バレー部がトレーニング中だった。跳び箱の上に載ってネットの向こう側へ次々にボールを打ち込んで拾わせていた。高校レベルのかなり激しいトレーニングだったことを記憶している。中村香苗先生が小学校から中学校卒業まで指導して育てた生徒たちだった。塾では「中村スクール」と呼んでいた。中村先生はいま別海の小学校で教えている。別海中央の女子バレー部は身長が大きい、別海町は酪農地帯で牛乳がおいしいからだろう、子どもたちがすくすく育つ。(笑)
 中学時代の有力選手が4人、道内の女子バレー強豪校である旭川実業高校と帯広南高校へ進学したが、残った選手たちだけで全道大会出場をはたした根性と努力は見上げたものだった。キャプテンのM宮は「根室高校でバレーをやる」と言い切って高校から塾へは来なかった。思いっきりのよい奴だった。「中村スクール」の生徒は2年生に二人だけとなったが、他の中学校から来たメンバーと練習に励み、地区大会に勝ち残り、全道大会出場を3年間続けているのだから、後輩たちもすばらしい。

 ところで、女子バレー部の先輩たちの一人が1昨年エア・ドゥのCAになっている。高校時代は教職をとって先生になってバレーを指導するのが夢だと語っていたが、ひょんなことから受けた航空会社に合格してそちらの道を選んだようだ。5年もやったら教員試験を受けて先生になるかもしれない、ちょっと期待はしている。もとCAの英語の先生なんてすてきだろう?後輩たちも文武両道で高校生活を謳歌してもらいたい。

 誰か先生になって、母校へ戻ってきて女子バレー部を指導する者が現れてほしい。

<余談>
 小寺さんはバドミントンの強豪校の一つである関東第一高校の非常勤講師をしていたことがあり、そのときに
バド顧問だった現校長とバド部の指導に当たっていたことがある。その当時のことをブログに書いておられるので、バドに興味のある人は、下記のURLをクリックしてご覧ください。

*バドミントンが拓くあなたの未来
https://blog.goo.ne.jp/badmintonmusume?fm=rss

koderaさんのブログ9月の記事の中からバドミントンに関するものをピックアップしておきます。
「未来が決まるのは早い」
https://blog.goo.ne.jp/badmintonmusume/e/3b4e6684910c5e40beb11de9052e2f9d

「お土産にはお土産」
https://blog.goo.ne.jp/badmintonmusume/e/b8fe9c7fd1deb8acc4d6f1138ea3a3eb

「楽しむために気を使う」

https://blog.goo.ne.jp/badmintonmusume/e/6c019fc9a6b67e872676d01abf9ef151

「バドクラブの条件」
https://blog.goo.ne.jp/badmintonmusume/e/027477a03eaeb452acb6e4699feed5bb

「バドが日中にかけ橋」
https://blog.goo.ne.jp/badmintonmusume/e/7fc6f3b5b8eef798b012016254d10abf

「中国といい勝負」
https://blog.goo.ne.jp/badmintonmusume/e/4154be1d88480a190638f172c616d6c7




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