100m×150mのグラウンドに深さ1m、幅50㎝の溝を小型ショベルカ―で掘って、30㎝間をあけて板を2枚敷いて、それにまたがり、間にぽっとんと落とします。そういう方式を基本に前回考えました。
 よっちゃんから避難所に井戸を掘り、そのそばに仮設トイレをつくったら、地下水が汚染されかねないと指摘がありました。汲み上げて飲み水につかっている水が汚染されたのでは危険です。
 
 そこで、1mではなく50㎝の深さに変えたらどうでしょう。溝の幅は60㎝にします、和式トイレよりも少し大きめのほうがよさそうです。男のおしっこ専用仮設トイレは別途必要ですね、これはあとで考えましょう。


 溝に沿って掘った土を積み上げて起き、ポットンしたら、シャベルで土をかけます。こうすると土壌細菌で糞の分解が速くなり、臭いも軽減できそうです。

 5列の溝だと30個の仮設トイレが10グループ作れますから、3日ごとに仮設トイレを移動して30日もちます。トイレ小屋には屋根も必要ですね、雨降りの日もありますから。ペグか何かで固定したいですね、根室は北西風が強いですから長いペグが必要です。垂木の先を削って代用してもいいですね。その場合は木槌も用意しておきたい。3日毎に移動するので、引き抜き方も考えておきましょう。てこの原理を利用して引き抜けるような仕掛けがあったほうがいい。3日ごとに土をかけて30個のトイレ小屋の移動をします。みんなで協力して作業しましょう。臭気を消したり虫よけにヨモギを使うなら、ヨモギ採り部隊も編制したいですね。使い方やいぶし方も考えて置いたらすぐに利用できます。アイヌのトイレに関するブログがありましたが、あれが参考になるかな。前回ブログにURLがあります。いずれにしろ仮設トイレの維持は、利用する皆さんが手間をかければかけるほど快適にできます。
 根室なら1か月あれば下水道の点検修理と下水処理場の復旧ができるでしょうから、4m間隔で19列つくれるので(19列×6日=114日)処理量としては十分に余裕があります。
 溝を浅くすることでたまる糞尿の量が少なくなるのと、3日後には土をかけてしまうので土壌細菌が分解して、地下水を汚染しないで済みそうです。小型シャベルカーで5列一か月分を一気に掘ってしまうのがいいですね。

 地下水汚染のリスクに関する実証実験が必要ですが、できるかな?できないでしょうね。(笑)
 何らかの方法で、代替実験しないといけませんから、なにかアイデアがあれば投稿していただけませんか?

 足場にする板を30組準備しておきたいですね。1m×25㎝の板を60枚、何があるかわからないので20枚くらい余裕をもっておきましょう。

<助け合い:中高生の役割分担>
 災害時には赤ん坊を抱えたお母さんや体の不自由なお年寄りには助けが必要です。体力のある中高生は積極的にボランティア活動に参加しましょう。災害直後は共助の果たす役割が大きい。よっちゃんが投稿欄で具体的に指摘してくれたので転載します。
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ぜひ、年1回地域で「防災教育」をしてください特に中高生は、災害時に幼少の子や高齢者を補助する役目があります。場合によっては、高齢者をおんぶして避難することも高校生の役割です。おんぶの練習も大切です
by よっちゃん (2018-07-21 07:48) 
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<活性炭と殺菌用さらし粉の備蓄>
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防災倉庫には、簡易浄水機用の活性炭を20kgくらい置いておくといいと思います。それから殺菌用のさらし粉も。
by よっちゃん (2018-07-21 07:49)

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 FB上での「お友達」との議論と弊ブログ投稿欄でのブレーンストーミングで、災害時の飲み水とトイレの確保について、イメージがはっきりしてきました。準備があれば、避難所の生活は水とトイレだけは心配しなくて済みます。
 関係諸機関のみなさんが、弊ブログでの議論を参考にしてもっと具体的で優れた方法にまで練り上げて災害に備えられんことを切に望みます

 FB上での議論がさらに進んだり、弊ブログに投稿があればさらに本欄へアップしてまいります。
 関連記事は本欄右側にある「カテゴリー欄」のリストの中に「自然災害への備え」という項目があるので、ダブルクリックしてご覧ください。議論の過程がわかります。

 引き続き、仮設トイレ小屋のデザインと材料の議論をしたいと思います。基本案を三種類ほど考えてみたいと思います。