2月4日に温水暖房ボイラーが壊れて、急遽小型石油ストーブを購入しそれで暖を取る。7日に注文していたボイラーが販売店に届き、8日の早朝から交換作業をしてもらった。2時ころ作業完了。月曜日に集金に来る予定だったが、来なかったので何か緊急の仕事が入ったのだろう。火曜日午後になった。
「すいません遅くなって」
「かまわないよ(笑)、忙しかったの?」
「そうなんです、忙しくって、来られませんでした」
「暖房機の故障の続発かい?」
「いいえ、このところ寒いので水道管の破裂が増えているんです」
「そりゃたいへんだ、水が出ないと困るもんね」
「そうなんですよ、まったなしです」
にこにこ、笑顔ですぐに帰った。
水道管の凍結破損は朝早く起きるから、7時ころから客先へ行って水浸しのなかで修理作業となるのだろう。電話一本で駆け付けて修理してもらってほっとしている人たちの表情が思い浮かぶ。
何かあったときはプロの素早い対応がありがたい、自分じゃできないから。
そこで、うちは大丈夫かなと温度計測してみた。平成元年にオヤジが建てた家だから30年目、最近の家よりも断熱は悪いだろう。0時半に暖房を止め、1Fの居間と台所のドアを開けたままにして1時頃就寝。
21日水曜日、朝7時の外気温マイナス8.4度、リビングは8度、暖房をつけていない2階の寝室は6.7度。
今冬の最低気温は2月19日月曜日3時46分のマイナス12.3度。
(今日の最低気温は午前5時59分 マイナス8.0度、リビング8度、2F寝室6.6度)
測定にどれくらい揺れがでるのか確認するために、同じ条件で5回やった。2階の寝室は一日中暖房をつけず、寝る30分前に電気毛布をつけて温めてから、ベッドに入るときにスイッチを切る。
どうやら、外気温がマイナス10度まで下がってもリビングと台所のドアを開けたままにしておけば、室温は8度だから水道凍結破裂事故は起きない。根室は下がっても13度どまりだから、床暖房を24時までつけていれば水道の元栓を下げて水抜きする必要なしとわかった。いままでは、マイナス10度以下の予報の時は、心配だから水抜きしてから就寝していた。
床暖房の余熱で8度までしか室温が下がらないのだろう。いつも寝るのは午前1時ころになる。朝は6時ころ目が覚める、昼寝は1時間半ほどとる。8時間熟睡し続けられるというのは若い証拠、老人はそんなに長い時間熟睡できない、永遠に目が覚めないほど平穏に熟睡できる日が近づいている。(笑)
数日間家を空けるときは話が別だ。元栓をとめて、水抜きしておいたほうが安心、室温が0度以下になるかもしれない。関西出身の先生が少なくないが、初任で根室へ来た先生は気をつけてね。破裂事故を起こして水浸しにしたくないでしょ。
<最低気温観測データ:16個>
2/10 -8.1 (3:37)
2/11 -4.4 (23:51)
2/12 -9.0 (23:38)
2/13 -9.9 (4:44)
2/14 -8.5 (1:50)
2/15 -8.4 (22:30)
2/16 -9.7 (4:49)
2/17 -8.7 (3:10)
2/18 -9.2 (23:57)
2/19 -12.3 (3:46)
2/20 -10.3 (5:45)
2/21 -9.9 (6:24)
2/22 -12.0 (5:52)
2/23 -4.0 (0:42)
2/24 -4.5 (23:56)
2/25 -8.0 (5:59)
日の出の直後が一番気温が低いと小学生は理科で習うが、16個の観測データで当てはまるのは2/21のみ。根室の冬の一日の最低気温は、日没後から日の出までの時間帯で、風がどの方向から吹いてくるかで決まっているようだ。北西風が吹くと気温がぐんと下がってくる。
あ、データを並べて気がついた。水道管破裂は太陽が出た直後の時間帯とは限らないんだ。最低気温を記録する時刻は日によってばらついている。今冬最低気温を記録した2/19なら4時ころだ。ふつうは元栓を閉めて8時ころまでまってからコールするが、せっかちな人もいそうだ。
水道管が凍結破裂したら、すぐに元栓を閉める、それから相手のことも考えて適当な時間に電話するのがいい。数時間のことだからトイレはお風呂の残り湯をつかえば問題なしだ。
*#3691 暖房システムの故障:ボイラ交換 Feb. 10, 2018
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-02-09
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「すいません遅くなって」
「かまわないよ(笑)、忙しかったの?」
「そうなんです、忙しくって、来られませんでした」
「暖房機の故障の続発かい?」
「いいえ、このところ寒いので水道管の破裂が増えているんです」
「そりゃたいへんだ、水が出ないと困るもんね」
「そうなんですよ、まったなしです」
にこにこ、笑顔ですぐに帰った。
水道管の凍結破損は朝早く起きるから、7時ころから客先へ行って水浸しのなかで修理作業となるのだろう。電話一本で駆け付けて修理してもらってほっとしている人たちの表情が思い浮かぶ。
何かあったときはプロの素早い対応がありがたい、自分じゃできないから。
そこで、うちは大丈夫かなと温度計測してみた。平成元年にオヤジが建てた家だから30年目、最近の家よりも断熱は悪いだろう。0時半に暖房を止め、1Fの居間と台所のドアを開けたままにして1時頃就寝。
21日水曜日、朝7時の外気温マイナス8.4度、リビングは8度、暖房をつけていない2階の寝室は6.7度。
今冬の最低気温は2月19日月曜日3時46分のマイナス12.3度。
(今日の最低気温は午前5時59分 マイナス8.0度、リビング8度、2F寝室6.6度)
測定にどれくらい揺れがでるのか確認するために、同じ条件で5回やった。2階の寝室は一日中暖房をつけず、寝る30分前に電気毛布をつけて温めてから、ベッドに入るときにスイッチを切る。
どうやら、外気温がマイナス10度まで下がってもリビングと台所のドアを開けたままにしておけば、室温は8度だから水道凍結破裂事故は起きない。根室は下がっても13度どまりだから、床暖房を24時までつけていれば水道の元栓を下げて水抜きする必要なしとわかった。いままでは、マイナス10度以下の予報の時は、心配だから水抜きしてから就寝していた。
床暖房の余熱で8度までしか室温が下がらないのだろう。いつも寝るのは午前1時ころになる。朝は6時ころ目が覚める、昼寝は1時間半ほどとる。8時間熟睡し続けられるというのは若い証拠、老人はそんなに長い時間熟睡できない、永遠に目が覚めないほど平穏に熟睡できる日が近づいている。(笑)
数日間家を空けるときは話が別だ。元栓をとめて、水抜きしておいたほうが安心、室温が0度以下になるかもしれない。関西出身の先生が少なくないが、初任で根室へ来た先生は気をつけてね。破裂事故を起こして水浸しにしたくないでしょ。
<最低気温観測データ:16個>
2/10 -8.1 (3:37)
2/11 -4.4 (23:51)
2/12 -9.0 (23:38)
2/13 -9.9 (4:44)
2/14 -8.5 (1:50)
2/15 -8.4 (22:30)
2/16 -9.7 (4:49)
2/17 -8.7 (3:10)
2/18 -9.2 (23:57)
2/19 -12.3 (3:46)
2/20 -10.3 (5:45)
2/21 -9.9 (6:24)
2/22 -12.0 (5:52)
2/23 -4.0 (0:42)
2/24 -4.5 (23:56)
2/25 -8.0 (5:59)
日の出の直後が一番気温が低いと小学生は理科で習うが、16個の観測データで当てはまるのは2/21のみ。根室の冬の一日の最低気温は、日没後から日の出までの時間帯で、風がどの方向から吹いてくるかで決まっているようだ。北西風が吹くと気温がぐんと下がってくる。
あ、データを並べて気がついた。水道管破裂は太陽が出た直後の時間帯とは限らないんだ。最低気温を記録する時刻は日によってばらついている。今冬最低気温を記録した2/19なら4時ころだ。ふつうは元栓を閉めて8時ころまでまってからコールするが、せっかちな人もいそうだ。
水道管が凍結破裂したら、すぐに元栓を閉める、それから相手のことも考えて適当な時間に電話するのがいい。数時間のことだからトイレはお風呂の残り湯をつかえば問題なしだ。
*#3691 暖房システムの故障:ボイラ交換 Feb. 10, 2018
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-02-09
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