注文していたノートPCが先週木曜日(12/7)に届いた。出張設置サービスを待ちきれずに、翌日接続して使い始めたが、ルータの交換とメーラーのOUTLOOKの設定が面倒そうなので手を付けずにおいた。昨日(12/13)、釧路から出張設置サービスのMさんが見え、2時間ほどかけて作業をしてくれた。

 2月にフィリーズしたXPからメーラーのアドレス帳をwindows10のアウトルックへ移したくて、手順を聞いたら、スマホで検索して手順概要を教えてくれた。Mさんが帰ってからやってみたら、export⇒import機能を使って簡単に移行できた。ついでにE藤さんのメールが詰まったフォルダーが同じ機能で移せないかやってみたら、これもうまくいった。ただ、受け渡しに「カンマ付きCSVファイル」を使ったので、無用の改行が1行ごとに入っている。これはCSVファイルの欠点だ。1990年ころ、IBMのデータベースマシン(AS400)から、CSV形式でデータのexportをして、財務会計システムへ取り込んだりしていた。92年ころにはEXCELへの取り込みもできるようになった。CSV形式とは、カンマ区切りのテキストファイルである。
 あとで別形式でのXPからWindows10への export⇒importを試してみる。釧路の教育を考える会のzapperさんからのメールも量が多いので移そうと思う。それから、ドクター2名のフォルダーも量が多いし、読み返しても役に立つので移そうと思う。この際だから、蓄積されたメールを一度整理しよう、ずいぶんたまってしまった。


 新しいノートパソコンは画面が高精度で文字の輪郭線が細く、小さい字でいままでの2倍量表示しても読めるので、各ソフトのメニューバーにはたくさんの項目と文字が躍っている。機能の確認は一通りしてみたが、帯に短したすきに長しというものも中にはあるが、XPよりもwindows8.1よりもずっとパワフルである。

 WORDには日本語文章校正機能だけでなく、英語も、設定すればドイツ語だってなんだってやれる。これは勉強熱心な学生にはとっても便利な機能だ。

 このパソコンはSSDが256G byte、HDが1T byteあり、普段はSSDのみで動いているので音がしない、静かでいい。XPは32ビットマシンだったが、Windows10は64ビットマシンなので、XPで使えたプリンタドライバがWindows10では使えない。プリンター・メーカのCANONもWindows10用のドライバーを作らない。もっているのはLASER SHOT LBP 1510という機種で堅牢な製品である。買ってから15年たったが、昨年トナーを取り換えたのであと5年は使えるが、プリンタドライバーがなければアウトだ。プリントが必要な時は、USBメモリーに落として、XP搭載の古いPCとプリンターをつなぐ。そのうち、プリンターも買い替えだ。インクジェットがいいのかレーザー・プリンターがいいのか、製品がありすぎる。そして壊れていないのに捨てるのはなんだかかわいそう。

 ルーターを BUFFALO Air Station 11ac デュアルバンドのものに交換した。5GHzと2.4GHzの二つのバンドの電波を出している。Windows8.1搭載のパソコンとは2.4GHzで接続し、Windows10搭載のパソコンとは5GHzで接続している。くるくる回るマークが出て待つようなことがなく軽快だ。

 Windows10には関係ないが、グラフ描画ソフトGRAPESをまた使い始めた。高校生が数学の勉強をするのに便利なツールだから、個別指導だから授業でこれを使って解説したほうが分かりやすい問題はどんどん使うことにした。火曜日に中3の生徒が数1の2次関数の定義域 a≦x≦a+1 で最大値・最小値を求める問題をやっていたが、描画ソフトで区間移動をして見せたら、移動イメージがそのまま脳に刻み込まれるから、慣れると脳内に2次関数を描いて区間移動ができるようになるので、トレーニングツールとしてとりあげる。
 何がどのように便利か、実例を挙げて別稿でレポートしてみたい。GRAPESはフリーソフトであるから、パソコンさえあればだれでも利用できる。ほかにもスマホで動くフリーソフトが何種類も出ている。


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