一つ目のネタ。土曜日に忘年会があって釧路までいってきた。厚岸でワイフに運転を交替してしばらくたって路肩から猫が飛び出した。あわててブレーキを思いっきり踏んだものだから車はスリップして、1mほどセンターラインよりに流れた。対向車線には3台車が迫っていた。
 後ろの車は車間をあけて運転していたから追突はなかったが、対向車線を走っていた車はドキッとしただろう、2m横滑りしたら衝突しただろう。
 車間距離を十分とらずに、前を走っている車の6~8mほど後ろを時速80kmで走っている車をたまに見かけるが、前を走る車の前に鹿や猫が飛び出してきたら追突必死だ。

 二つ目のネタ。今日(日曜日)朝10時にホテルを出たときにはマイナス5℃だった。買い物に2箇所よって戻ってきた。釧路と厚岸の間を走っていたときに、対向車線を数台の車が並んで走っていたが、3台くらい後ろの白い車がカーブの奥から対向車線へ飛び出してきた。こちらが速度を落とすと、先頭を走っていたトラックもあわてて速度を落とし、前に入れた。危ないところだった。

 釧路⇔根室間を走っていると、上り坂やカーブなど見通しのないところで100km超の速度で追越をかける車をよく目撃する。あんな運転を都会でしたら高い確率で死亡事故を起こすだろう。
 死亡事故が少ないのは、道路がすいているからだ。釧路⇔根室間を走るたびに思うことだが、毎日死亡事故が起きても不思議ではない。

 三つ目のヒヤリハットは厚岸へ十数分前のところでのこと。平坦な直線道路を救急車が根室方面から対向車線を走っていた。停止して救急車両が通過するのを待つのがルールなのだが、1台も停止しない。直線度道路で見通しがよかったのでよく見えていた。救急車が追い越しをかけているのにどの車路肩に寄せて車を停止しない。根室方面から走ってくる数台の車が一向に道を譲りそうもないので、反対車線を走っているわたしは車を路肩に停止させて道路を空けて救急車が通過するのを待った。救急車の運転手は片手を挙げて「ありがとう」のジャスチャーをして通っていった。
 ときどきでもこんなことがあるなら、救急車を運転している消防署員には迷惑だ。
 道路交通法を遵守して、救急車両を通してあげよう。次はあなたやあなたの家族が救急車で釧路へ運ばれるかもしれないのだから。

 わたしもちょっと反省。昨年車を買い替えてから、前の車と同じくらいのアクセルの踏み方だと、20kmほど速度が多く出てしまっていることがある。15年間も乗った前の車のアクセルにすっかり足がなじんでしまっている。いつ何が飛び出してくるか、あるいは前を走る車がいつブレーキを踏み込むかわからない、車間を十分にあけ、スピードはほどほどに心がけたい。

 帰りはわたしが運転したが、道の駅「コンキリエ」と「スワン44」の2箇所でそれぞれ30分ほど休憩を入れた。体力がないので、集中力が続かない。一人で運転して釧路へ行くのはそろそろやめたほうがいいのかもしれない。家に着くと疲れがどっと出て1時間ほどぐっすり眠った。


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