10時半ころ東根室駅のほうへ自転車が数台曲がっていったので、歩いて見に行った。ロードバイクやランドナー、クロスバイクが混ざった7人のグループだった。「こんにちは」と声をかけて話を聞いた。
 昨日は納沙布岬を太平洋側を往復して回ったという、往復46km。めずらしく霧が出ていなかったので、国後島も水晶島もよく見えただろう。昨夜はスズキ食堂に泊まったという。今朝東根室駅に寄って、これから霧多布まで70kmほど走る予定。愛知県から来たという大学生グループ。

 タイヤの空気圧は7台全部高めに設定されており、なかなか統率がとれている、これなら疲れは最小限になる。リーダが幹線道路に出る前に声をかけて各自チェックさせてから、おもむろに「では出発します!」と号令。路肩を一列にきれいに並んで出発した。
 曇り空、10時の気温は15.5度、北東の風3.6m、絶好のサイクリング日和だ。

 
 納沙布岬へは太平洋側から回って、帰りは国後島を見ながらオホーツク海側の道路がいい。車がほとんど通らないから、安心して走れる。太平洋側往復よりも距離が出る、「太平洋道路⇒オホーツク海道路」のコースは約50kmある。晴れていれば、右手に国後島と知床連山が聳え立つのが見える。
 海から根室半島を見ると平たく広がっているが、国後島と知床連山は圧倒的な重量感で聳え立って見える。


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