ニュースでJR北海道社長の訃報が流れています。
 海岸に靴がそろえてあったし、遺書がいくつも見つかっていたので、残念ながら予想どうりの結果になりました。

 トンネル事故であわやの大惨事のところ、充満する煙に危険を感じた乗客が「車外に出ないでください」という指示を無視してトンネル外に脱出して一人の死者もありませんでした。

 福島第一原発事故に対する東京電力の経営陣や原子力安全委員会そして原子力安全保安院長などと比べてみると仕事に対する責任感に天と地ほどの開きがあるように思えます。現実の被害の大きさは比べるべくもありません。

 利益をあげるだけでは十分な経営者とはいえぬ。「売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし」を実現してこそ日本的経営の真骨頂といえる。世の経営者は志を高くもち続けてほしい。

 覚悟のない者は社会的に大きな責任を伴う要職に就くべきではないのでしょう。
 引き受けたからには安全に万全の体制をとる、そうあってほしいものです。

 ただご冥福をお祈りするのみ。
 合掌。



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*「独シーメンス、原子力事業から撤退
2011年09月18日 18:37 発信地:ベルリン/ドイツ
http://www.afpbb.com/article/economy/2828751/7793213