スペインのエル・ムンド紙が2003年6月8日の標題のタイトルの記事を載せている。二十歳のころ原発反対運動にかかわったことのあるねむろっ子がコメント欄に書き込んでくれた。

エル・ムンド[EL MUNDO:スペインの新聞 ]2003.6.8
調査報告/原子力発電所における秘密
日本の原発奴隷
http://www.jca.apc.org/mihama/rosai/elmundo030608.htm

 全体の構図は次のようなものだ。
 ホームレス⇒ヤクザが係わる会社⇒東京電力関連会社⇒東京電力

 東京というところを「中部」「関西」「九州」「東北」「北海道」というように入れ替えればおおむね他の地方にも該当するのだろう。

 他の資料を見た所では、ホームレスだけでなく地元から雇用も実態としてはある。危険な作業に従事しているのはそれぞれの電力会社の社員ではなく、その関連企業で日雇い労働者として雇われた者たちである。
 50基を超える原子力発電所のために全国で今日も7万人が杜撰な安全管理の下で命と引き換えの作業をしている。働く場が無いから、実態に気がついてもなかなかやめられない。健康に現実的な被害が出てから、やめざるをえなくなってからやめる人が多いが、それらの人は手遅れで、仕事をやめて数年で亡くなっている。
 亡くなる前に原発を告発記録を残してくれた人たちの証言を電力消費者であるわたしたちはしっかり受け止めたい。


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