市内のある中学校の3年生が明日(1月24日)学年末テストだ。ここが一番早い。
 ニムオロ塾では10月から5ヶ月間、毎週土曜日の11時から2時間社会の補習をやっている。学年末テストがあるから先週からテスト範囲の公民をやっていたら、30分ほどしたところで啓雲中学の生徒が「先生、ここはわたしたち範囲でないので、自分で勉強やって良いですか」と発言があった。公民全部が範囲でない学校もある。
 学校が違うとこういうことが起きる。「よし、テスト範囲を各自やれ」と指示して、質問を受け付けることにした。
 1時になってほとんどの生徒がいったん帰り、4時頃に半数が集まってきた。レギュラーの授業は7時半だから、7時から英語のプログラム6~8まで重要な箇所をピックアップしながら黒板に問題を作って書くと予告してあった。
「先生、早く来て数学の復習するから、質問に応えてくれますか?」
「いいとも!」

4時になったら半分の生徒が来た。6時頃に数人が肉まんを食べに行って20分ほどで戻る。
質問に応えているうちに8時を過ぎた頃生徒の一人から
「先生、月曜日は最後の学年末テストだから明日の日曜日塾開いて!」
「おいおい、日曜は休ませてくれ」
「先生だって日曜日くらい休まなくっちゃね」
とある女生徒。
「日曜日は自分で勉強しろ」
と冷たく突き放したが、ちょっと心残り。

一番長い時間勉強した生徒は9時間、たいていの生徒が7時間勉強した。
必要なことは教えた、あとは自宅でやれ。

全部を塾に頼り切ったら弱くなる、強くなるためには自分でやる部分がどうしても必要だ。
生徒に頼りにされても塾への依存心を育むようなことがあってはいけないと私は思う。勉強の基本は自学自習である、それを見失わせるようなことをしてはいけない。
(私塾には塾長の考えを反映していろいろな運営方針の塾がある、"十人十色"でいいのだろうと思う。保護者は子供の将来を考えていいと思う塾へ自分の子供を通わせればいい)

 さて、いまごろは一生懸命勉強しているのかな?
 強くなれ。



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