<最終更新情報>1/29朝8時18分追記

 わたしが「濃厚接触者」になったので、今日(1/28)から2/5までニムオロ塾はお休みです。高校受験が近いのに申し訳ありません。
(大学や専門学校受験の高3の生徒たちは進学先が決まっています。今日、最後の一人が釧路労災病院付属看護学校へ一般入試で合格したと連絡がありました。おめでとう。)

 水曜日はお休みなのですが、中3の希望者に2時間の英語の音読特訓をしています。今週は3人でした。1時間15分遅れてきた生徒が金曜日にPCR検査陽性になりました。
 英語の発音トレーニングは口元を見せないとできませんので、わたしはマスクを外して授業してました。生徒たちはマスクをしたままやってもらっています。教室には換気扇がついているので、回しっぱなしにしていました。感染を防ぐには換気が効果が高い。濃厚接触者はわたしのみ、マスクをしていた他の2人は該当しない旨、保健所の担当の方から説明がありました。万が一感染したとしても、ウィルスが細胞内に入り込んで増殖して体外へ翌日に出るなんてことはありえないので、金曜日から塾を休業するのでセーフです。こういうことを判断するのにも、ある程度の学力は必要なのです。ネットのデマ情報から、確かな情報を検索して読み、消化しなければ適切な判断なんかできやしません。ふだんの勉強が大切ということです。

 保健所の担当の方からお電話いただいたのが午後3時24分でした。それから英作文問題をメール配信している生徒にはメールで休業連絡を入れて、さらに念のために全員へ電話連絡を入れてます。生徒が3人来ましたが、事情を説明してすぐに帰ってもらっています。5時半には連絡を終わって、ブログにアップするかどうか少し考えていました。不安になる人もいるかもしれないので、必要な範囲で情報を開示することに決め、キーボード-を叩いてこの記事をアップ、6時25分でした。

 保護者の中には医療施設や老人介護関係の施設で働いている方もおられますから、電話で状況を具体的に説明する必要がありました。この時期、老人を受け入れている施設は感染防止にたいへんです。悪い情報ほど関係者に早く正確に伝えるべきなのでしょう。
 1999年に首都圏の300ベッド弱の療養型病床の病院で病棟建て替えの仕事していた時に、インフルエンザが猛威を振るい、感染防止のために、家族の見舞いを遠慮していただいたことがありました。総婦長や婦長と何度も話し合って、感染防止に勤めた経験があります。だから、老人ケアや医療施設管理者側の懸念はよくわかります。

 今日の根室のCOVID-19PCR陽性者数は17人です。先週は84人陽性者が出ています。人口2.4万人の町も急激にPCR陽性者数が増えています。PCR陽性者一人につき、「濃厚接触者」が15人とすると、もう1500人以上がこの小さな町で「濃厚接触者」を経験しているのでしょう。
 明日はあなたが濃厚接触者やPCR陽性者となるかもしれません、適切な判断と行動で乗り切りましょう。

 保健所の担当者の加納さん、忙しいところ連絡ありがとう。ご要望通り、適切な対応をとりました。
 加納さんと電話でお話ししたときに、「自主隔離というのは指定感染症法に基づく行政命令ですか?」とお聞きしたところ、「要請です」とお答えになりました。休業しなくても法律上の問題はありませんが、倫理上の問題が生じます。「要請」は実質を言うと「休業命令」と一緒です。重要な点なのでネットで法律を調べました、「要請」となっています、おかしな立て付けの法律ですね。休業の補償はしないが、休業はしてもらいたいということ。もちろん、休業する9日間の授業料はカットします。

 このところ、やる気のある生徒数人につきあって張り切りすぎたかもしれないので、天がくれた休暇をありがたく頂戴します。
 幸い、PCR陽性になった生徒の症状は軽いそうです、早く全快することを祈ります。


にほんブログ村