北海道教育庁学校教育局義務教育課長である武藤久慶氏の講演会があるので、中高生の保護者のみなさん、そして学校の先生たちに聴講を薦めたい。


 場所:根室高等学校
 日時:2月15日(金曜日) 18:30~20:30
 主催:根室市PTA連合会

 中学生や高校生も、北海道の教育政策がなにを目標にして、どういうやり方で進められているのか、つぶさに聴いてみたらいい。こんなチャンスはめったにない。

 講師は文部省から北海道庁への出向であり、いずれ本省にもどって日本の教育政策をリードする立場になる。本省からの出向とはそういうものだ。なるかならぬかは保証の限りではないが、直接講話を聴いて日本の教育界をリードするに足る人物かどうかの品定めをしてみたらいい。仕事から判断すると豪腕の持主のようだ。こんな機会は根室では10年に一度もないだろう。

 つい先だって、北海道教育委員会は全国一斉学力テストの分析を公表したが、それを担当した部署は義務教育課だろうと私は推定している。(他にこの仕事を担当できる分掌の組織がないからで)だとしたら、この人物は「管内別分析」を指揮した本人だろう。
 あの分析は全国に先駆けて北海道教育庁がやった画期的な仕事である。あれだけで済ますはずがない、内容がまだ不十分だからだ。さらにバージョンを上げた分析をやるだろうと期待していい。
 全国最低レベルの北海道の子ども達にとってたいへんな味方が現れたと考えていい。
 ぜひ、講演会に集い、彼の言うところをじっくり聴いてほしい。一度もあったことのない人物を褒めたことは初めてかもしれない。仕事を見れば会わずとも人物は想定がつく。
 ebisuは授業中で時間の取れないのが残念だ。

 

*「全国学力・学習状況調査 北海道版 結果報告書」
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/gky/gakuryoku.htm

 「同結果報告書 管内版 根室管内」
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/gky/gks/h2411/14h2411nemuro.pdf

 学力テスト分析では北海道が全国一だろう。ぜひ眼を通してほしい。

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