釧路市内の小学生の学力テストの平均点が上がったと蛯名釧路市長。ところが道教委が公開している釧路管内の小学校の学力テストの平均点は上がったようには見えぬ。
 釧路市内の小学校の平均点が上がり、管内郡部の小学校の平均点が下がったという仮説が成り立つ。
 何がどうなっているのかは学校別・科目別の学力テスト結果情報公開がなされれば判明する。どの学校がどういう努力を積み重ねて生徒の学力を上げたのかがわかる。
 民間企業なら決算データの公表をしろということと同義である。上場企業は例外なく決算データを公表しているし、予算管理をやっている民間企業も社員や取引銀行、取引先企業に決算データを公表している。
 学力テストデータは市長と市教委だけがが知っていればいいというものではない。
 学校別・科目別の学力テスト情報が公開されるようになれば、学校ごとに平均点を何点上げるのか目標設定して結果を確認できる。学力向上の目標管理が可能になる。PDCAは民間会社では当たり前になされている。それを嫌がる学校教育ってだれのためにやっているの?
  釧路の教育を考える会副会長のブログ情熱空間より転載。

http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/5142068.html
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2012年01月31日

釧路市教委の「英断」が、北海道の「学力危機」を左右する!

昨年の全国一斉学力テスト。
北海道内において、我が釧路市の小6生、全道平均をクリア。中3生は残念ながら一歩届かず。我らが蝦名市長が明言なさっています。さて、同志の合格先生も指摘していますが、道教委の発表データ(小6生)を見る限りにおいては、釧路管内は全道平均をクリアしているようには見えません。明らかにそれを下回っています。

●全国学力調査結果が出ています(1)
http://www002.upp.so-net.ne.jp/singakukouza/jijimonndai.html#Anchor-10153

ということはつまり、こうした結論になりますね。
釧路市内の子ども達の学力は、ここ短期間のうちに確実に上昇しつつある。対して管内(近隣町村)の子ども達のそれは「置いてけぼり」をくった。近いうちに、白日の下に晒されることになるでしょうね、これ。となると現在、近隣町村の教委は戦々恐々の状態か?

お次は、全市立小中学校の点数公開ですね。
思うに、近隣町村の教委から「待った!」がかかっているのかも知れませんね。「そんなことをされた日にゃ、ブーイングが殺到するでしょうに!」「お願い、やめて!」(笑)って。でも、釧路市教委はそれをするべきです。夏冬休みにちょっと集中的に補習を行っただけで、たったそれだけで、ごくごく短期間の間に子ども達の学力を、グッと上げられることを実証すべきです。すると、それが釧路管内のスタンダードとして直ちに確立することになります。

その際に、夏冬の補習時に集計したアンケート結果も公表しましょう。生徒の喜びの声、保護者の喜びの声、ボランティア大学生の喜びの声、教員の喜びの声も一緒に。予想を遥かに上回った「高評価」であったことを。そして、「善意の輪」が循環しつつあることを。それはまた、基礎学力向上策に横槍を入れてくる勢力の駆逐にもなります。

するとどうなるか?
(その勢力の巣窟であることもあって)尻に根っこが生えて微動だにしない根室も、動かざるを得なくなる。「教育後進地」であった道東は釧根から、「学力危機」解消のためのビッグウェーブが巻き起こることになる。嘘誇張じゃありませんよ!だって、そうなるって確信がありますから。「直感」ってやつですね。しかし、この手の「直感」は、必ず当たりますから。というわけで、キーマンは釧路市教委。そして、結果公表。

道内の子ども達の「学力危機」に対して、地殻変動が始まります。
しかし、そのためには結果公表ありき。
釧路市教委の「英断」を、お待ち申し上げております。


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