3回目になった、今回はクールダウンの重要性と具体的な方法が語られている。前回は段階的指導論の輪郭が語られた。体育会系のブカツを指導している先生たちの参考になるだろう。
 もちろん、優れた指導論は他にもたくさんあるだろう。切磋琢磨ということがある、こういう知を共有することで釧路と根室の子どもたちがスポーツ選手として致命的な故障を抱えることなく、文武両道の道に生涯を通じて励むことができたら幸いである。
(運動能力の高い生徒の数人が過度なトレーニングで故障を抱えブカツを断念した例をみたので、ebisuはブログでブカツ指導論を採り上げている。その子どもの生涯を考えて、いまどういうとレーニン語をさせるべきか、ブカツ指導にあたられている先生たちは深くお考え戴きたい。)

ブログ"大学受験と高校受験と教育ブログ"より
「ブカツは高校メイン:まずは準備運動(補足)の補足 クールダウン」全文掲載

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 すみません、大事なことを説明し忘れていました。
 クールダウンです。
 これも、おそらく、エアロビクス以外のすべてのスポーツで、相当軽んじられています。
 クールダウンとは心拍数を徐々に落とす、練習終了時の運動方法ですが、この概念は球技スポーツをやっている人のほうがたとえば体操競技やダンスや武道をやっている人より理解されています。
 しかし、クールダウンの際、特に腰のストレッチをすることは、エアロビクス以外のほぼたいていのスポーツは、やらないか、やっても簡単に済ませています。
 腰のストレッチをクールダウンに入れないことは、実は、疲労物質がたまっていくことで、長期的に見てスポーツ障害の原因になりやすい。空手は特に腰の筋肉を使用するのですが、稽古終了時にはあまり腰のストレッチをしません。そのため、流派を問わず、腰を痛める選手が少なくありません。柔道もまたしかり。野球やラグビーもそうではないでしょうか。
 エアロビクスのストレッチ方法は、非常に優れているのですが、結構時間がかかります。ウオーミングアップで10~15分とって、クールダウンで同じだけ時間をとると練習時間が短くなるので、ここは重要な腰の部分だけやって終わりましょう。前に説明した開脚前屈の方法でいちおうOKです。それにもしも加えると、次の方法がお勧めです。
①横向きに寝る
②上になった方の脚の膝を曲げて前に出す(上に出すのではなく、横に出す)
③膝頭を体の下になったほうの手で押さえ、下に引く
④この上体で、曲げた膝を伸ばし、足先を遠くに伸ばす
⑤逆をやる
 たぶん真っ向法かな、古来の日本の整体術を応用した動きのはずです。
 非常に気持ちがいいですから、ご家庭でもどうぞ。

 

参照

部活は高校メイン

部活は高校メイン_本質は何か

部活は高校メイン_厳しい練習とは

部活は高校メイン_小中学校はスキルを

部活は高校メイン_まず準備運動

部活は高校メイン_まず準備運動(補足)ストレッチのこつ(オリジナル技術有り)

部活は高校メイン_まず準備運動(補足)の補足_クールダウン

部活は高校メイン_勝利のためには

部活は高校メイン_理想の運動部

 



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