岐阜の高校2年生が公認会計士2次試験に合格した。思いっきりのいい若者だ。
 普通に高校へ通学したら合格はできない、1日10時間前後の受験勉強を2年間継続しなけらばならないからだ。だから通信高校を選んだのだろう。

 それにしてもずいぶん思い切った選択だ。ナンバーワンの進学校へも行けただろうに、それを捨てて公認会計士受験一本にしぼる。

 釧路のZAPPER先生とつい先ごろ、お互いのコメント欄で会話した。高校入学時に80%以上の得点で合格し、1日8時間以上の勉強を2週間以上繰り返し勉強したものは、その後どのような国家試験にもチャレンジ可能だという「假説」である。意見が一致した。

 公認会計士試験は昔は3%程度の合格率しかなかったが、司法試験が合格者を増やすために簡単になったので、公認会計士試験も合格者数を増やすために試験が簡単になった。それでも8%の合格率の難関である。

 進学校への進学を捨てたところに、この青年のすごさを感じた。捨てるかどうかはひとえに本人の決断にかかっている。これほどの決断を15歳のときにしたというのがすごい。

*読売オンラインニュース「夢中で勉強・・・公認会計士最年少で合格の長谷川さん」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20101115-OYT1T00840.htm?from=y10

 

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