釧路の地域経済と子どもたちの基礎学力との関係について、帯広の子どもたちの学力と比較しながら、明光義塾の代表が論じている。かれは社会保険労務士でもあり、その仕事の関係で釧路の経済団体にも所属している。

 子どもたちの学力が上がらなければ、その地域の経済力もまた衰退する他はないというのである。 
 質の良い労働力が存在しない地域に優良な企業が誘致できるわけがないのは当然のことだろう。港湾施設や広い工業団地用地などの問題もさりながら、地域経済の長期的発展にとって最も重要なのは質の高い労働力の有無だろう
 分数や小数の計算や漢字の読み書きも満足でない子どもたちの多い全国最低レベルの北海道に、全道14支庁管内で最低の学力の町に、企業誘致はむずかしい。そのような町にはなかなか優良な企業が育たないだろうし、外部から有力な企業を誘致できるわけもない。なにしろ地理的には大都市圏から圧倒的に離れ不利である。地政学的な劣勢を跳ね返すには、地元に残る子どもたちの労働力の質を上げることだ。つまりは基礎学力を上げることだろう

 事は経済に限らない、政治つまりは市政も同じことだろう。子どもはいずれ大人になる。だから、これはわたしたち大人たちの問題でもある。こちらの方がなおいっそう深刻な問題をはらんでいる

 地域の経済力を底上げするためには、子どもたちの学力を上げることが先決問題であるというのが彼の結論だ。地域経済を担うのはその地域で生まれ育った子どもたちだ。経済団体での講演レジメがブログに掲載されている。URLをクリックして読んでほしい。釧路と根室は経済も子どもたちの学力も同じ問題を抱えていることがよくわかるだろう。
 タイトルは「心の叫び!」「続・心の叫び!」である。
 
 http://blog.livedoor.jp/meiko_aikoku_blog/archives/51552099.html
  http://blog.livedoor.jp/meiko_aikoku_blog/archives/51552100.html


 ついでにもう一つ。代表が
「仕事とは、辛くて大変なものだ。そんな大人の言い分なんて、そりゃ大ウソだよ。だっておれ、忙しいけど楽しいもんねぇ。自分に向いている仕事に真面目に取り組んでいれば必ず楽しくなっちゃうもんなんですよね。くだらない大人のウソに、だまされちゃいけないよ」
と書いている。5月6日のブログだ。

 それに次のようなコメントをわたしが書いた。

  • 2010年05月07日 13:06
  • 仕事は楽しい、それホントだよ。

    30年近く東京でサラリーマン生活した私もそう思っている。
    一生懸命やれば、技術も上がるし、面白くもなる。
    仕事を通じて人のお役にも立てるんだ。
    そのうえ報酬までいただける。

    たとえば赤字の会社を毎年2億円の利益の上がる会社にする。
    そうすれば、自分の給料やボーネスも上がるし、みんなのボーナスも上がる。
    安定してボーナスが出せる会社にできれば、計画的に家も買える。
    同僚やその家族の喜ぶ顔がみられる。
    そんなときはとても幸せな気分に浸れる。
    こんなにありがたいことはないだろう?

    半端にやったり好い加減にやったららつまんないよ。
    誰のお役にも立てないどころか、後始末の仕事を増やしてしまう。

    仕事をつまらないものにするのも楽しいものにするのも、やる人の心がけ次第だね。

    三木先生の意見に賛成のebisuでした。」

     このコメントに対する代表のコメントもある。URLを書いておくので興味がわいた人は見て。
     http://blog.livedoor.jp/meiko_aikoku_blog/archives/51550574.html#comments