これはhirosukeさんのブログ「タダ英語(文法・語法編)」カテゴリーにある英文法解説記事のタイトルである。"ing"のつく場合と付かない場合を解説している。

 学習参考書を読んでもいまいち納得がいかない、説明し切れていないと感じる中・高生は彼のブログを読んでみたらいい。英語の使い方の参考になるだろう。

 なぜ、かれのブログを推奨するのか理由も書いておこう。
 学習参考書はさまざまな先人の受験用の知識をまとめただけのものが多いから、どれも似たようなものになる。
 hirosukeさんの解説は視点が斬新である。自分の頭で考え抜いた説明だ。自分の頭で考え抜くということが素晴らしい。この一点が推奨の理由だ。他の人にはないものがある。

 社会人になったときに自分の頭で考える習慣のあるものは強い。先入見をもたず、何ごとにもとらわれない目でみなければ、起きている現象の奥にあるものが見えない。それゆえ適切な対処ができない。自分の頭で考える習慣の芽を中高生のうちに育てておこう。

 白川静という漢字学者がいる。三万ページも甲骨文字をひたすら自分の手で写し取って漢字の意味を考え抜き、漢字の呪術的側面に光を当て、既存の学説を根っこからひっくり返してしまった。後漢許慎説文解字』でさえも容赦なく批判している。
 数学者の岡潔とともに知の巨人の一人に数えていい日本人だろう。既存の学説に縛られていては見えないものがある。自分の頭で考え抜かねば見えてこないものがある。
 自分の頭で考えることが大切なのは知の巨人にかぎったことではないだろう、平々凡々並みの能力のわたしたちも同じだ。

 さて、hirosukeさんのブログのURLを記しておくので、英語に興味のある生徒はクリック!きっと違う世界が見えてくる。
URL⇒http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2010-002-07
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*白川静・・・ウィキペディアより
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%B7%9D%E9%9D%99