3/1、新型コロナ第一世代である根室高校生が卒業です。いま9:52ですが、卒業式の最中でしょうね。

3年生だけの卒業式、在校生は出席せず、保護者の出席もなし。校長が坦々と一人ずつ卒業証書を渡します。歌もありません。根室高校開設以来の異例な卒業式になりました。


生徒たちは入試で全国飛び回ってますから、しっかりマスクしての卒業式でしょ。卒業式のあとにみんなでカラオケにもいけない。楽しみにしてただろうに...卒業生の一人は、式が終わった途端に卒業証書をもったまま根室自動車学校へ直行、教習所内で運転の練習。でも、数日後には少人数でパーティをやるようです。人生の節目ですから、すこしはなにかを記念にやっておきたいのでしょう。幸いに根室は新型コロナは蔓延してません。


想い起せば昨年春に学校は2か月休み、学校祭は中止、異例ずくめの1年間でした。
卒業を迎えた3年生は、高校入学半年後の2018年9月6日、地震で3日間の全道ブラックアウト(大停電)も経験しましたね。3日目には冷凍庫の中の食品が溶け出しました。あんなことは一生に一度だけ、2度目は要らない、願い下げです。

20年たったらそれもこれも懐かしく思い出すでしょう。


ところで、高2の生徒たちの修学旅行は結局どうなったのかな?

当初の京都・大阪案がなくなり、四国めぐりの案が検討されたが、新型コロナが関西圏にも広がり、中止。2月になってから行先が旭川へ変更になったら、希望者が3割に激減、その後の消息を聞いてません。消滅かな?3割しか行かないのでは、愉しさは1/10でょ。2年生も苦労してます。

昨日花火の点火スイッチを押す係を引き受けたのは2年生、ご苦労様でした。