歯の治療に一週間東京へ行って4日の通院治療、40インチの画面でレントゲン写真を見ながら、どこがどの程度虫歯が進行しているか、そして長期の治療方針がどうなるのか、ご説明いただきました。
 歯と言わず、身体はどこもかしこも年々ポンコツになりつつありますから、それを受け入れつつ、なるべくふだんの生活に大きな支障がでないようにできるならありがたい。

 胃の全摘手術をしてから食事の回数が日に6回になったこと、エネルギーが切れないように、お菓子や自家製ヨーグルトに果物を入れて食事の合間に食べていますから、口内環境の悪化は避けられません。ヨーグルトも口内環境に悪いのではないかと訊いてみましたら、「砂糖を添加しなけりゃ大丈夫です」と言われたので、ヨーグルトにオリゴ糖の使用を控えます。
 食事の回数をさらに1回増やして7回にして、お菓子をやめたほうがいいのかもしれません。

 「ebisuさんは歯槽膿漏のリスクは低いのですが、虫歯のリスクが高い」と、デンタルフロスの使用をススメてくれました。Buttlerイージー・スレッド・フロスで、先が硬くなっていて、歯の根元の部分のすきまに差し入れることができます。上の部分が狭いとフロスがはいらないのですが、これは根元の小さな隙間に差し込めます。わたしの場合は、根元の部分にトラブルが生じやすいのです。とっても面倒ですが、しばらくやって慣れてみます。全部の歯をやる必要はないので、ずっと使っている歯間ブラシと併用です。

 ところで、ドイツ製のセレックというセラミックスの3次元切り出し装置があったのですが、それがなくなっていました。詳しい話は聞いてませんが、何か問題が生じたようです。数千万円の機器ですからあれを廃棄するというのはよくよくのこと、思いっきりのよい先生です。レントゲンで撮影した後、3次元画像データをコンピュータ処理して、セラミックスブロックを削って成形するので、2時間ほどで義歯ができてしまいます。あれは便利だった。
 患者のわたくしとしてはあの機械でセラミックスの義歯を作ると3-4万円でできるのでとってもありがたかったのですが残念です。おそらく他の患者さんたちもそう思っていらっしゃるでしょう。
 日本の機械メーカがもっと性能のよいものを開発して販売してくれたらありがたい。

<余談>
 26日金曜日が、治療の最終日だったのですが、コンピュータシステムにトラブルが生じていました。治療に使っているデータベースはリセットしたら動きましたが、レセプトのほうがダウンしていました。数日前にレセプトシステムの入れ替えをしたそうです。
 院内ネットワークを担当している業者さん、診療マネジメントシステムを担当している業者さん、レセプトシステムを担当している業者さんと、3社が関係しているので、複合使用したときのトラブルの責任がはっきりしません。企業秘密の部分もあるでしょう、3社がお互いのシステムを承知していませんから、トラブルシューティングは手探りです。なかなかやっかいそうでした。同じものを組み合わせて使っている歯科医院はきっとお困りでしょう。でも、ここで原因が特定できたら、ほかで類似のトラブルが起きたときに対処がすぐできます。あるいは、トラブルが起きないようにシステムを改善できます。ピンチはチャンスですね。この次に行ったときに
後日談をお聞きしようと思います。




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