特例公債法案に3党合意がなされたので、いよいよ菅総理の退陣が間近になってきた。8月末か9月初旬だそうだ。

 いま出馬が取沙汰されているのは、野田、馬渕、前原、海江田を含め6人。小沢、鳩山、菅に比べても見劣りがするのだが、人材がいないのだろう。自公民とどの政党にも人材がいないことが露呈したというのが、小泉以後の日本の総理大臣のラインナップ(安倍晋三⇒福田康夫⇒麻生太郎⇒鳩山由紀夫⇒菅直人)に現れている。

 原発・年金・財政赤字・国債等残高1000兆円目前・若年層の雇用不安・老人医療と大きな問題が目白押し。大きな仕事をいくつもてきぱきと処理しなくてはならぬのに、仕事のできる政治家がいない。

 民主党は一般党員をいれずに国会議員だけで党首を決める意向のようだ。
 政権をとったはいいが、一見頭のよさそうな幹部党員が集まってできもしない公約を並べ上げ、政権運営能力ナシを証明してしまった。総力を挙げて作った公約が砂上の楼閣だったことはいまや誰の目にも明らかである。候補者の6人のうち一人でもデタラメな選挙協約に反対した者がいるのか?率先して公約を作成していた者たちではなかったか。
 民主党はこれ以上なにがしたいのだろう?
 (しっかりしてくれ、"政権与党の民主党!")

 ついに、小党乱立、人口減少の高齢化社会に突入した日本丸は大海原を漂流することになりそうである。日本丸は沈没することになるだろうが、心配はいらぬ、沈没しないことには新たな船が造れない。

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 政治が混迷しているのは気温のせいではあるまい。それにしても暑い夏だ。今日は群馬県館林で38.7度。気象庁の全国920観測地点のうち150観測地点で猛暑日を記録したという。
 明日、金比羅さんのお祭りの最終日だが、根室の気温の予想は30度である。釧路では30度を越したのは過去百年間でたったの6回のみだという。根室も似たようなものだろう。


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